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「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

そば粉のガレット

猛暑の3連休です・・・これでまだ梅雨明けではないんですよね?!

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連休前の仕事が無かった日に、ベターホームの「粉から作るブランチ」がありました

私がこの講座を取ったのは、まさにこれが作りたかったからなのです。
それが、フランスはブルターニュ地方の郷土料理である「そば粉のガレット」
数年前にカフェで食べた時の上品な味わいが忘れられずにいたのでした。

小麦が育ちにくいブルターニュ地方では蕎麦の栽培が盛んでした。その粉に卵や油を加えて焼いたものが「ガレット」で、クレープの基になったと言われています。
小麦粉生地のクレープに比べるとパリパリとした食間があり、それが野性味を感じさせると評されています。
このガレットは、中に卵やハム、ベーコンやチーズなどの具材を入れて巻き、野菜と一緒に食事として食べられています。今回は生地を焼くときに上に卵を乗せて焼いてから包み、スモークサーモンのサラダを添えました。カフェで食べたときと同じ上品な味に仕上がりました。

デザートには「グレープフルーツのシードル風味」を作りました。ブルターニュでは、ガレットにはシードルを合わせる(陶器の器に入れるのが本場のやり方)のが定番です。今回はグレープフルーツを蜂蜜に少々浸け手からシードルを注いでいただきました。この時のシードルは辛口の方が良いそうです

中国原産のそば粉はシルクロードを通ってフランスに伝わったそうです。日本では麺として醤油ベースのつゆとともに食べられていますが、ところ変わればクレープになる。粉モノというのは様々に変化するものですね。