こどもつかい

秋田でも記録的な豪雨で川が氾濫し、今日は佐渡島で豪雨でした。

関東は相変わらず雨が少ないまま、先週のゲリラ豪雨以来ほとんど降らないまま過ぎています。

さて、映画のレビューも追いつけるように進めていきます。

こどもつかい　監督：清水崇　　主演：滝沢秀明、有岡大貴、門脇麦

郊外の街で子供たちが姿を消し、さらに帰ってきた子供に遭遇した大人は、3日後に謎の死を遂げるという事件が発生。新聞記者の江崎駿也（有岡大貴）は事件について調査し始める。一方、彼の恋人で保育所勤務の原田尚美（門脇麦）は、ある日母親が迎えに来なかった男の子を預かるが、そこへこどもつかい（滝沢秀明）が近づき……。

『呪怨』シリーズなどの清水崇監督がメガホンを取った、オリジナルストーリーによるホラー。謎めいた男“こどもつかい”によって子供がさらわれ、やがて帰ってきた子供と会った大人が3日後に亡くなるという怪事件を描く。子供の霊を操り大人に呪いをかけるこどもつかいを、映画初主演の滝沢秀明が熱演。連続不審死事件を追う新聞記者に Hey! Say! JUMP の有岡大貴、その恋人を『愛の渦』『二重生活』などの門脇麦が演じる。

数年前に何を思ったのか、スクリーンで「貞子」を見てしまって以来、ジャパニーズホラーを見ることはなかったのですが、今回は滝沢秀明くんが主演だというので思わず見てしまいました。
「リング」や「呪怨」のようなシリーズモノでなかったというのも、ちょっと見たいかもと思った原因かもしれません。

あの時の「貞子」はかなり残念感が強かったのですが、今回はあれに比べたらかなりクオリティが高かったと思います。「子どもの虐待」という社会問題を茶化すことなく扱っていましたし、ストーリーもそれなりに練られていたと思います。だけど、佳境に入ってからが長すぎて間延びしちゃったような…でもそれは、映画初主演の滝沢秀明くんの見せ場ですから、ウェイトを重くおかないといけませんよね。マントもよく似合っていました。
この作品、私はもちろん1800円は出さずにレディースデーで見ていますが、テレビ放送まで待つのでかまわないと思いますよ。

だけど、あの「こどもつかいの歌」は耳に残ります。今でも時々脳内でグルグル再生されますから。それだけでも監督の術にハマってしまったのかもしれませんね。