結婚

一昨日の朝、起きたら普段の朝の番組をやっていませんでした…

「またミサイルか」と一瞬思ってしまいましたが、今回はちょっと事情が違いました。これは現実的な脅威です。どうしてあの国はこんなに暴走するのでしょう？

ようやく落ち着きつつあるところで、映画のレビューです。

結婚　監督：西谷真一　主演：ディーン・フジオカ、柊子、貫地谷しほり

被害者だったるり子（柊子）を相棒にして、結婚詐欺を繰り返している古海健児（ディーン・フジオカ）。家具店勤務の麻美（中村映里子）、元編集者の真奈（松本若菜）、市役所勤めの鳩子（安藤玉恵）といった女性たちをだます一方で、妻の初音（貫地谷しほり）と仲むつまじく過ごしていた。ある日、鳩子が私立探偵・矢島（古舘寛治）に古海の行方を追わせたことから、被害者女性たちがつながりを持つ。次第に窮地に立たされる古海だが、謎の女・泰江（萬田久子）に助けられ……。

直木賞作家・井上荒野の小説を原作にしたラブストーリー。結婚詐欺師の男と彼にだまされる女たちの姿を通して、人間の孤独や欲望を浮き上がらせる。メガホンを取るのは、NHKの連続テレビ小説「つばさ」「あさが来た」などを手掛けた西谷真一。「あさが来た」などのディーン・フジオカ、『コスメティックウォーズ』などの柊子らが出演。これまでのイメージとは一味違ったフジオカの結婚詐欺師ぶりに目を奪われる。

この映画、上映しているところがそれほどなかったのですが、たまたま都内に用事で出向いた時に有楽町のよみうりホールの上でやっていたので入ってしまいました。

もちろん、興味はディーン・フジオカです。というか、それに尽きるといったところです。

劇場内は妙齢のご婦人方でにぎわっていましたが、スクリーンのディーンさまは、その端正なスタイルでご婦人方を魅了したことと思います。

しかし、肝心の物語はというと、なんだか良く分からないというか、印象に残るものではなかったですね。結婚詐欺師を主役にするのなら、もっとあっと言わせるような騙し方をしてほしかったです。「クヒオ大佐」の方がよほど面白かったと思いました。幼少時の母との関係が詐欺師となった理由にかかわってくるのでしょうが、それもなんだかぼんやりしていた。せっかくビジュアルの良い作品なのだから、中身ももう少し洗練されてほしかったなと思いました。まぁ、1100円で見られたので良かったですけどね。