As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

忍びの国

今日は一気に気温が下がって、涼しさを通り越して寒かったです
でも、この作品を見たときはまだ猛暑がぶり返しつつある頃でした。

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戦国時代、忍びの国として名高い伊賀。超人的な戦闘能力を誇り、虎狼の族と呼ばれる伊賀忍者の中でも特に腕の立つという無門(大野智)は、怠惰な日々を過ごしては妻・お国に稼ぎのなさを叱責されていた。ある日、織田信長の次男・信雄が父ですら手出しするのを恐れていた伊賀への侵攻を、独断で開始する。無門に弟を殺されて伊賀への復讐(ふくしゅう)を果たそうとする下山平兵衛、伊賀の重鎮・百地三太夫や下山甲斐をはじめとする忍者たちの思惑や野望も入り乱れる戦いに、いつしか無門ものみ込まれていくが……。
のぼうの城」「村上海賊の娘」などの作家・和田竜の小説を実写化したアクション時代劇。伊賀忍者最強とされる男・無門が、織田信長の息子・信雄の軍勢と伊賀の国との戦いに身を投じる姿を追う。メガホンを取るのは、『ジェネラル・ルージュの凱旋』『予告犯』などの中村義洋。中村監督作『映画 怪物くん』などの大野智が、怠け者ながら腕は確かな主人公の忍者を演じる。大野の体を張ったアクションや、武力だけに頼らず知略を駆使した戦いの行方に目を奪われる。

嵐の大野君が時代劇に出るというのでどんな風になるのかと楽しみにしていました。
大野君にぴったりの、やたらと強いけれどチャラいキャラでしたね。忍びの国の跡取り息子の鈴木亮平さんが切ない感じを良く出してるなぁと思いました。

それにしても伊賀の忍者集団というのは、全国に散っていくまではどうにも感情移入できない残忍な集団だったのですね…大野君が演じる無門が成長していくストーリーなのですが、スプラッタなシーンの印象が少々強すぎて主題が頭に入ってこなかったです。そして、ヒロインの最期も予想つかずで衝撃的過ぎました。
で、このままでは収まらないよなぁと思っていたら、忍びの国は織田軍によって徹底的に攻撃されてしまったのですね。

しかし、私にとっては見終わって劇場を出たら携帯に入っていた「祖母が98歳で亡くなった」ことを知らせるメールの方が何倍もインパクトが大きかったのです。入院が長引いて、いつその知らせがきてもおかしくない状況だったのですが…それから突然我が家がバタバタと動き始めたことは言うまでもないことでした。