As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ダヴィンチ展

気温が下がるもののまた夏日に逆戻りを繰り返してきましたが、ついに明日から季節が一気に入れ替わるようです。ようやく夏物もしまえるでしょうか?

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一昨日、仕事が終わった後で横浜のそごう美術館に行ってきました。15日まで開かれている「ダ・ヴィンチ展」を駆け込みで見るためです

ダ・ヴィンチ展はこの夏の目玉の展覧会で、8月からやっていたのですが、夏休み中の前半は主に「子ども向け」で、後半が「大人向け」になっていました。そして、この展覧会は絵画ではなく「手稿」を中心としたものになっていました。

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私は以前にもダ・ヴィンチの展覧会で「手稿」を見ているのですが、彼は膨大なモノ作りのアイデアを残していて、それらが書き留められたのが手稿です。その手稿は世界各地で保管されています。この展覧会では、手稿を元に彼のアイデアを具体化したものと実物の手稿が展示の中心でした。手稿を元につくられた展示物は撮影OKでした。水を動力源として用いた器械、空を飛ぶための方法、ロボットや自動演奏楽器、それらの技術の軍事への応用…彼はこれらの研究を通じて「永久機関」が理論的に不可能なことを突き止めといたようです。

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手稿には他にも化石の研究や人体、臓器のスケッチも残されており、ダ・ヴィンチの自然科学全般への造詣の深さがうかがえます。ダ・ヴィンチといえば「ルネサンス期の画家」としてインプットされることが多いですけど、幅広い分野で業績を残した偉大なる才能の持ち主だと改めて認識した方が多かったのではと思います。

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そして、最後の方では複製品でしたが(そんなに簡単に持ち出せるワケがない)、ダ・ヴィンチといえばコレだという絵画もありました。

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私もパリのルーブル美術館モナリザを見ていますが、あの絵の周りだけがなんだか違う空気になっていたのですよね…