ドラマの感想 2017年夏クール

今回の台風、昨日の午前中には通り過ぎていきましたが、夜中の雨風はかなり強かったです今日は台風一過、と思いきや思ったほどスッキリとは晴れず・・・そして明日はまた雨に戻ってしまうようです

気がつけば１０月も下旬に入り・・・次々と秋ドラマが始まっていますので、夏ドラマの感想を忘れないうちに書きましょうとは言ってもこの夏はドラマをあまり見ていないのですが。

遺留捜査
安定のシリーズも第４弾となりました。今度は舞台が京都に移って、糸村君を取り巻く人々も一新したのですが、何故か村木さんまで京都に来てしまったのであまり「異動感」を感じられませんでした。そして、糸村君がマイペースなのはともかくとして、周りの人々も糸村君の行動のスルースキルがかなり高いなと思ったのですが、次のシーズンではしれっと東京に戻ってきたりするのでしょうか？あと、お決まりの「僕に３分だけ時間をください」はいつものように「３分ではとても終わらない話」になっていましたね。

黒革の手帖
武井咲ちゃんの新たな魅力を掘り起こした作品ですが、佳境に入った頃にできちゃった婚のニュースが流れ…そのことについて賛否両論の中で終わってしまったのですが、これまで視聴率が取れないと言われてきた武井咲ちゃんの大人の魅力が全開で、新しい境地を作ったと思います。昭和の空気満載の原作ですが、うまく平成風にアレンジしたなと感心しました。脇を固めるメンバーも個性的で、高嶋政伸さんはやはり欠かせませんね！そして私は所用で「昼間の銀座」に行くことは度々ありますので、その度に「この銀座のどこに『カルネ』や『ルダン』みたいな空間があるのかしら？」と想像するのも楽しかったです。
ラストはオリジナルで、警察の手が迫ってくるところで終わりますが、いったいナゼ二人が警察に追われるのか、そこの理由がイマイチ分かりづらかったのですが…

ひよっこ
尻上がりに視聴率を上げてきた朝ドラでした。最初は「またも父親の失踪か」というありがちな設定と、起伏のないストーリーが退屈でしたが、舞台があかね荘に移って「島谷さん」が登場してから俄然盛り上がり始めました。最後はややドタバタすぎる感じもありましたが…続編が期待されますね。

そして、私には物語に一ヶ所だけ腑に落ちない部分があるのです。
当時は「週休１日制」でしたが、
みね子が向島電機に勤めていたとき、月に１度すずふり亭に通っていましたが、それは日曜だったはずです。
しかし、すずふり亭で働き始めた後は、あきらかにすずふり亭の定休日は日曜になっているのですね。
すずふり亭は突然定休日を変えたんですかね？
それがどうにもこうにも引っかかったまま終わってしまったのですよ…

直虎
録画を散々溜めまくってから一気に倍速再生しているので、まだ「政次の壮絶な最期」で止まっています。史実での政次には妻子がいましたが、そこを省略したのでみんなが「政次ロス」に陥るような人物像ができあがりました。もうここで最終回にしてもいいかなと思いますが、続きも録り溜めてあるのでもう少しがんばります。
ところで今回の大河は毎回のサブタイトルがなかなか面白いんですよね。「嫌われ政次の一生」で高橋一生さんは退場しましたが、それ以外にも「城主はつらいよ」とか「女たちの挽歌」とか映画のタイトルを捩ったものが多いです。そしてなんといっても秀逸だったのは「死の帳面」そのものズバリのデスノートが登場しちゃったのですから