As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

5回目のアドベンチャーワールド その1

2018年、明けました。
晦日の夜に紀伊半島一周して、潮岬をウロウロしていましたが、その後南紀白浜にたどり着き、さっそく温泉に入りました。

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宿の朝食はおせちのお重に鯛の尾頭付き。
西日本の味噌仕立てのお雑煮は初体験です。

元日の朝から温泉の露天風呂なんて贅沢としみじみ思いましたが、今年のお正月を南紀白浜で過ごすことにした理由はもちろんただひとつ。

アドベンチャーワールドでパンダを見るため❗

日本中が?!シャンシャンで盛り上がっていて、パンダは上野動物園にしか存在しないような印象がありますが、

「日本で飼育されているパンダはすべて見ている

ことをモットーにしているワタクシは、シャンシャンの前年にアドベンチャーワールドで生まれた子に会いに行こうと計画を立てていました。
そして、これまでは羽田から空路で来たり、大阪から鉄道で来たりしていた南紀白浜に今度は車で来ることにしたのです。

元日からアドベンチャーワールドは開園を待つ大勢の人で賑わっていました。海からの冷たい風も吹き付けてくることなく穏やかな新春です。そして、開園時刻の10時半より5分早く開門しました。
なだれ込むように園内に入り、真っ先に目指したのはもちろん「パンダラブ❤」。

ガラス越しでなく直接パンダが見られる屋外運動場には、元日らしく門松🎍と氷で作った鏡餅、そしてピンク色の氷で作った「2018」がおいてありました。お正月の準備はバッチリです。

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そこへ登場したのが、結浜(ユイヒン)ちゃん🐼
2016年9月に生まれたパンダファミリーの末娘です。
昨年の秋にお母さんからひとりだちしました。今回の訪問はまさにこの結浜ちゃんに会うためだったのです。

さて結浜ちゃん、飼育係のお姉さんと一緒にやってきて、とりあえずタイヤの上に座ってみましたが、初めて見るお正月飾りになんだかとまどっています。
そしてお姉さんがバックヤードに退場してしまうと、
「待って~」といわんばかりに追いかけて行ってしまいました。

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しばらくしてまたお正月飾りのところに戻ってきた結浜ちゃん。
今度は2018の氷の周りをウロウロ。
これ、何だろう~

そして、門松に突進して引き倒しました。中にはもちろん好物の笹。
ゆうゆうと食べ始めました。

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結浜ちゃん登場から門松破壊までものの10分もかかりませんでしたが、それがパンダですからね(笑)


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パンダラブには、結浜ちゃんの双子のお姉さんも一緒に住んでいます。
それが「桜浜(オウヒン)」「桃浜(トウヒン)🍑」こと、桜桃姉妹🐼
前回のアドベン訪問時にはこの双子、今のシャンシャンよりもずっと小さくて、ようやく歩き始めたところだったのです。
今は3歳になったところで、まだ子どもなのですが、体は大人とほぼ変わらないくらいに大きくなりました。
午前中は2頭ともお食事中でしたが、午後は交代?でお昼寝です。

そして、もうひとつのパンダ展示場が「ブリーディングセンター🐼」

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5回の出産を経験し、8頭の子どもたちを育てたゴッドマザーの良浜(ラウヒン)と、
先妻の故・梅梅(メイメイ)との間の子どもたちも合わせると15頭以上の子を持つ
ビッグダディの永明(エイメイ)が住んでいます。

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人間に換算すると永明の御年は80歳近いのですが、まだまだご壮健の様子。
オットセイ将軍と言われた徳川11代将軍家斉を思い出す、と言ったら永明に失礼でしょうか?

私は常々、上野のリーリーは永明に弟子入りした方が良いと主張してきましたが、そのかいあってか、リーリーもシャンシャンのパパになりました(笑)
(もっとも、パンダの雄は子どもが生まれたことも気がつかないで一生を終えるのですが)
末娘の結浜ちゃんがひとりだちして、夫婦水入らずの正月を過ごしているように見えました。

さて、アドベンのパンダについて書いていたらまたも長くなってしまったので、他の動物のことは次に書きましょう