ストレスをやわらげるイタリアン

半年コースだった「イタリア料理　アルベラータ」の会が先月で終わったのですが、私はまたも新しいコースに手を出しております。

今度のコースは「からだを整えるバランスごはん 春・夏」新しく開講したコースです。
これまでにも「からだに良い、健康に良い」といわれるコースは何度か受けてきましたが、今回のコースには「薬膳」からのヒントが盛り込まれているそうです。
ベターホームの「シェフに習う」コースで「薬膳料理の会」を主宰されている方が監修となりメニューを組み立てたそうです。とはいえ、毎回中華の薬膳ではなく、和洋中さまざまなジャンルの料理の中で薬膳の知恵が入っている、というのが特徴です。

さて、今月のテーマは「ストレスをやわらげる」
メニューはいきなりイタリアン🇮🇹で、

・春野菜のアクアパッツァ
・しそのジェノベーゼ
・シトラスのプルーンソース
・カモミールティー

アクアパッツァ、ジェノベーゼ(ショートパスタのフジッリを使っている)など、先月の「アルベラータ」と同じようなメニューだと思いながら作りましたが、本場イタリアの味に近いアルベラータと比べると、やはり「からだを整える」ごはんですから、ガツンとくるものではなく、普段の食事で作るイタリアンという感じがします。

アクアパッツァは今回は切り身を使いました。彩りも良く、家庭での再現性を考えるとこちらの方が手軽に作れそうです。しそをフードカッターにかけて作るジェノベーゼは、これから庭菜園のしそが最盛期を迎えたら惜しげもなく作れるでしょう。シトラスのプルーンソースは二種類のグレープフルーツを使うので、これはおもてなし向けだなと思いました。

しそには気持ちをやわらげる効果があるとされていて、それに合わせてアクアパッツァの彩りで気分も明るく、良質なタンパク質もストレス低減には欠かせないということでメニューに盛り込まれています。ベターホームの講師もおっしゃっていましたが、食べたから即効果があるものではありません。でも、日々の献立をからだを整えるものに変えていくことは元気に過ごすために欠かせないものであると思います。