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「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎

昨日のサッカー⚽…
もうワールドカップまで1ヶ月切ってますよね
マジで、大丈夫でしょうかね?(って普段サッカー見てないやつに言われたくないですね)

そして、見てからだいぶ経ってしまってからのレビューとなるこの作品にも
正直、同じような感想を抱いてしまったのでした・・・スミマセン

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空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎
監督:チェン・カイコー  主演:染谷将太、ホアン・シュアン、阿部寛

7世紀、唐の時代の中国。若き日の空海染谷将太)は、遣唐使として日本から唐へ向かう。密教の全てを会得しようという決意に燃える中、ひょんなことから詩人の白楽天(ホアン・シュアン)と出会う。交流を重ねていく一方、権力者が連続して命を落とす不可解な事件が唐の都で起きていた。その真相に迫ろうとする空海と白楽天だが、二人の前に歴史が生み出した巨大な謎が立ちはだかる。
空海を主人公にした夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を実写化した歴史ドラマ。7世紀の中国を舞台に、遣唐使として同国を訪れた若き日の空海が不可解な権力者連続死亡事件の真相を追う。メガホンを取るのは、『さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)』などの名匠チェン・カイコー。『ヒミズ』などの染谷将太空海を、『黄金時代』などのホアン・シュアンが彼と一緒に事件に挑む詩人・白楽天を演じる。日中の俳優陣の顔合わせに加え、湖北省襄陽市に建てられた唐の都のセットにも注目。

映画関連サイトにも出ていましたが、チェン・カイコーの不朽の名作「さらば、わが愛/覇王別姫」が日本でも高評価を受けているのに、この作品の国内での評判がイマイチなのは「邦題詐欺」。つまり原題と日本誤訳が違いすぎることにより生じていると思われます。私もタイトルから、弘法大師こと空海楊貴妃のナゾ解きに大活躍する話かと思ってしまい「なんだか期待はずれだなぁ」と思ってしまいましたから(笑)
でも、中国語の原題にも英語タイトルにも「猫」がありますから、この作品の主軸はあくまで猫なのです。でも、猫を全面に出してしまうと弘法大師の出身地である日本での興行が期待値通りにならない、ということでタイトルを大幅に変えたのでしょうね。
そんなわけで、私もレビューサイトに出ている感想と同じように、CGじゃない唐の都セットにはスゴイなぁと思いつつも、それ以外はほとんど印象に残らず、途中眠くなって終わってしまいました。染谷将太くんの空海役は似合っていましたが…それから、阿部寛さんが阿倍仲麻呂やってましたけど、古代ローマ人にしか見えませんでした(笑)それから、Yahoo!映画のサイトではこの作品が7世紀だと書かれていましたが、9世紀の間違いです。7世紀には空海阿倍仲麻呂もいません。聖徳太子大化の改新があったころです。