As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

霧笛楼の温故知新ディナー 夏

逆走台風🌀は九州沖で再起をはかっているようです…そして関東はまた暑さが戻ってきましたが、35℃を超えないとたいしたことないと思ってしまう自分が怖いです。
この台風が来る前のことですが、娘が学校の宿泊研修に行ってしまったので、3年ぶりに元町のフレンチ「霧笛楼」に行ってきました。

イメージ 1



まずは乾杯の飲み物に、霧笛楼オリジナルビール🍺をオーダー。
フランス料理によく合うビール、といった感じです。


イメージ 2


アミューズ白身魚のクネル風 甲殻類と昆布のソース

クネルというのはすり身につなぎを混ぜたもの。はんぺんみたいな食感です。和の旨みを感じさせるソースがかけてあります。

イメージ 3


前菜:オマール海老のタルタル仕立て 海藻のジュレと胡瓜のシャキシャキ感
大根のブランマンジェ黒胡椒風味と辛味大根の甘酸っぱいブルーテ 青柚子の香り


霧笛楼の前菜といえば、季節の野菜を使ったブランマンジェ。その上にタルタルが重ねてあります。シャキシャキ胡瓜と滑らかなブルーテの競演です。

イメージ 4


地養鳥もも肉のコンフィ 新蓮根と新牛蒡のポトフー仕立て インゲン豆と継承ベーコンの香り
マッシュルームのプルーテとそのソテー 白トリュフ油風味 浅利の煮汁の淡雪見立て

次は温かい前菜。スープがメインとなります。和風なポトフですが、ベーコンの豊かな香りが漂います。
お皿の手前がマッシュルームのソテー。魚介の出汁を泡立てたソースも霧笛楼ではおなじみです。

イメージ 5



北海道産 つぶ貝の小さなパイ包み焼き ブルギニョン風
黒オリーブと粒マスタードのソース かぼちゃの冷製スープ タイム風味と共に


この料理だけ写真を撮り忘れてしまい、類似の料理の写真をお借りしました。
これから始まるメインディッシュに向けてひと休み、といったところです。

イメージ 6


魚料理:鳥羽・答志島産 黒鯛のソテー
数種・夏野菜と茄子のリゾット 大葉の香り フレッシュなトウモロコシと乾燥トマトソース


魚料理はリゾットと一緒に出てきました。
トウモロコシ🌽の粒もシャキシャキしています。パンに加えてリゾットも食べたのでだいぶ満腹になってきました。

イメージ 7


肉料理:神奈川県産やまゆりポーク・ロース肉のグリエ
エシャロットとモリーユ茸のソース、ポテトのオーブン焼き、IED横浜菜園サラダ添え


一般的にフランス料理で肉料理にはビーフを頼む人が多いでしょう。
でも、今回「温故知新ディナー」の中でもいちばん安いポークを選んだのはケチったのではなく、ポークを食べたかったからなのです。
やまゆりポークは県内でも数件の農家しか生産していない幻の豚。以前にランチでこのポークを食べて、忘れられない味になっていました。
一口ずつ噛み締めるごとに肉の旨みとソースのコクが広がります。

イメージ 8


夏のデザート・盛り合わせ「トライアングル」
1.紅茶(霧笛楼ブレンド)とアセロラのグラニ
2.白桃のフレッシュ・コンポートと牛乳のアイスクリーム 杏仁とフランボワーズビネガーの風味
3.マンゴーのババロアとその果実、ライチのクリームソースと共に


ここまで食べてくると、いささかデザートは量が多すぎました。白桃にマンゴーを使った冷たいデザートでしたが、夫に手伝ってもらいながら食べました。ケーキが出てこなくて良かったです。
コーヒーと小菓子

デミタスコーヒー☕で締めくくってコースはおしまい。満足すぎるコースでしたが、苦しくならないボリュームはランチくらいがいいようです

霧笛楼のディナーはこれで2度味わいましたので、他のフレンチレストランも開拓してみたいと思います。