As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

空飛ぶタイヤ

いつの間にか空気がすっかり入れ替わりました。
だけど入れ替わり方が激しいから、自律神経がまいってしまいますよね・・・

さて、映画のレビューが続きますが、まだ6月に見た作品のことを書いているのです。

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空飛ぶタイヤ 監督:本木克英 出演:長瀬智也ディーン・フジオカ

トラックの脱輪事故で主婦が亡くなり、整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、警察の執拗(しつよう)な追及を受ける。赤松はトラックの欠陥に気付き製造元のホープ自動車に再調査を要求するが、調査は進展せず自ら調査を開始。やがて大企業のリコール隠しを知った赤松は、会社や家族を守るため、そして自身の正義のため、巨大企業に立ち向かっていく。
人気ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの原作者として知られる池井戸潤のベストセラー小説を実写映画化。トラックの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長が自社の無実を証明すべく、製造元の自動車会社がひた隠す不正を暴く闘いに挑む。メガホンを取るのは、『超高速!参勤交代』シリーズなどの本木克英監督。主人公を『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』などの長瀬智也が熱演する。
池井戸潤さんの作品が映画化されたのは初めてではないかと思います。彼の作品は一難去ってまた一難…とアップダウンの続くストーリーが多いので、2時間に納めることができるのかしら?と思っていましたが、ストーリーをはしょった感もなく起承転結のある話におさまっていました。
途中はハラハラドキドキするのですが、大丈夫、絶対に長瀬智也くんの会社が勝つんだから…と思いながら見ていました。そして最後の最後のどんでん返しでハッピーエンドになりました。まるでそれは「壮大な豪華キャストによるスカッとジャパン」を見ているようでした。

でもこの話、実際の自動車会社のリコール隠し事件を元にしているんですよね…関係者はどんな思いで見ているのやら…
でも、いちばんの被害者はもちろん何の罪もなくタイヤの犠牲になった方なのです。交通に関わる会社は大勢の命を預かっているのだと今一度心に刻んで欲しいと思います。

あと、阿部寛はいつ出てくるんだろうと一瞬思ってしまいましたが、それは下町ロケットでしたね。