As You Like It     ~気が向くままに~

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深川八幡祭

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今日は朝から夏の日差しが照りつける中、江戸三大祭のひとつといわれる富岡八幡宮のお祭り、深川八幡祭に行ってきました。
夫の伯父さん夫妻が深川に住んでいて、夫の実家のお墓もあるのでお盆にお参りに行こうという話をしていたのですが(普通東京のお盆は7月なのですが、夫の休みの関係もあって結局8月のお盆に行くことになった)、それならちょうどお祭りなので朝早くから行ってお御輿かつぎを見よう、ということになったのです。
私の夫の実家、というと「愛媛」と思われる向きが多いかと思いますが、義父が愛媛に転勤になったというだけなのです。義父方の親戚はほとんど都内在住で、本当は義父は根っからの江戸っ子なのです。

今年は3年に一度の本祭りで、五十四カ町の町内神輿が列を組み氏子町内を練り歩きます。「わっしょい」「わっしょい」と威勢の良い掛け声が響き渡り、担がれる御輿には沿道からたくさんの水がかけられるので、別名を水掛祭りと言われています。町内ごとに揃いのはっぴを着て男も女も子どもも「わっしょい」「わっしょい」水かかけられるだけでなく、中には水をためたドラム缶の中に落とされてしまう人もいます。まさに江戸っ子の潔さが今に伝わるお祭りの興奮でいっぱいでした。
夫がまだ4歳くらいのころこのお祭りを見に行ったそうです。御輿を担ぐ人の中に、刺青をした若い衆がいたのですが、夫は周りの制止をふりきって、このお兄ちゃんにホースで水を思いっきりかけたのだそうです。するとお兄ちゃんは「ぼうず。やったな」と夫にバケツの水をかけたのだと義母が話してくれました。今年は沿道で見物するだけでしたが、3年後の本祭りでは娘と一緒に御輿を担ごうかと夫は画策しています。

それにしても今日は本当に水掛祭りにふさわしい日でした。大量の水は打ち水効果で天然のクーラーになりました。もし肌寒~い日のお祭りだったら、あんなふうには盛り上がらないでしょうね。