人は何故うどんに行列を作るのか
１店目「山越うどん」
朝９時前に着いたのに長蛇の列（それでも平日ゆえ、かなりマシらしい）
お店は…どうみても普通の民家で、その軒先で食べるって感じです。
うどんは釜揚げ、釜たま、かけ、つけ。ダシは、熱いかけだし、冷たいかけだし、釜たまだしの３種をセルフでいただきます。
釜揚げうどんはふっくら、もちもち。
冷たいうどんは、コシがあってキュッとしまってる。これぞ讃岐うどんの味。
熱いかけだしは、いりこの風味がただよい、釜たまだしはしょうゆのまろやかな風味。
本当のうどんってこんなに美味しいんだと実感しました。
２店目 なかむら
テレビのグルメ番組で「客が店の裏の畑からネギを取って刻んで入れる」とやっていました。全国に広がった讃岐うどんブームの火付けに一役かった店でしょう。映画「ＵＤＯＮ」のロケ地にもなってます。
のどかな田舎道に、いきなり車がたくさん止まっていて、
すげー行列。
人、人、人。
車はほとんど県外ナンバー。
さて、行列に参戦しますか。
待つこと１時間、ようやくのれんをくぐります。
ここも、民家の軒先で食べるスタイル。ネギを取りに行くかと思いきや、さすがに刻んだネギがたくさん容器に入っていました。でも、ショウガと大根は塊と下ろし金がセットで置いてあって、セルフおろしです。
冷たいうどんを冷たいかけだしとしょうゆでいただきます。
ふっくらした中にも芯の通ったコシ。ダシは個性を出しすぎず、うどんを引き立てます。しょうゆもまろやかに薄口ベース。シンプル イズ ベストの世界でした。
本格的な讃岐うどんを食べられたのは幸せです。
