As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

米なすの由来

ベターホームの新しい講座「体にいい、おとなの料理」ですが、今月も大人向けの献立でした。

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まずは「鮎の梅酒煮」です。
鮎なんて観光地で串に刺して塩焼きにしているのを食べたことしかありません。
その鮎を煮魚にするのは初めてだったのですが、簡単にできて美味しかったです。今回の鮎は長良川のものでした。

それから「牛乳入りなめらか卯の花
いわゆるおからの煮物ですが、オーソドックスな和風の味付けは「おそうざいの会」で習いました。おからはどうしてもパサついてしまいがちです。今回は牛乳が入るというのでどうなるかしらと思ったら、牛乳くささもなくなめらかになりました。これだと子どもにも手を伸ばしてもらえるかもしれません。

汁物は「豆腐白玉の澄まし汁」
白玉って和菓子じゃなかったのかと思ったら、水ではなく豆腐の水分だけで練った白玉で梅肉を包んだものを椀だねにしました。この白玉は口当たりがとてもなめらかでした。そして久しぶりに作った「一番出汁」はやっぱり美味しかったです。

最後は「米なすの宝船仕立て」
揚げた米なすを器にして、素揚げした茄子やその他の野菜、ひとくちステーキを盛り合わせてあんをかけていただく、ちょっと料亭みたいな雰囲気の一品です。米なすの紫を活かし、紫の色素に含まれる栄養分もそのままいただきます。
米なすには「ブラック・ビューティー」などの品種がありますが、アメリカからきた洋野菜です。米とはアメリカのことなのです。
私はてっきり、米なすの種がブツブツといっぱいあって、それが米粒みたいだから米なすだと思い込んでいたので、大変ビックリでした。

そんなわけで今月も美味しくいただきましたが、メインディッシュが二品あったような感じなので、食べた後は大変満腹でした。でも、これまで避けていた米なすを買ってもいいかなと思いましたよ。