As You Like It     ~気が向くままに~

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めざせ100歳!の献立

ベターホームの「からだにいい 大人の料理教室」の今月のテーマでした。めざせ100歳といっても、寝たきりの100歳ではあまり意味がありません。健康的に年をとるには、やはり粗食ではなくバランスの良い食事が大切だそうです。食の欧米化の悪い面ばかりが主張されますが、現在の日本が長寿国になったのは、食の欧米化による面もまた大きいのです。

そんな講義の後で実習した献立がこちらです。

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きびご飯
秋の恵みの朴葉焼き
春菊のくるみ白和え
紫キャベツのりんご和え
蕪のすり流し汁

「秋の恵みの朴葉焼き」は里芋、キノコ、薄切り牛肉を「長寿味噌」と一緒に朴にのせて焼きます。長寿味噌は赤味噌をベースに、生姜やごま、きなこ、みりん、細ネギのみじん切りなどが入っています。本来なら七輪で焼くと雰囲気も出ますが、今回はオーブンで焼きます。
焦げた味噌がなんとも美味しく、まるで旅館で食べる味です。

和え物は2種類作りましたが、白和えはひと手間ひと手間かけました。春菊は醤油絞り、黄菊は酢の入った湯でゆがいて、くるみと豆腐はすり鉢で丁寧にすりました。そこに材料を入れて馴染ませると口当たりの滑らかな上品な味になりました。紫キャベツの方は変わった取り合わせだと思いましたがサッパリとしておいしかったです。

蕪のすり流し汁は片栗粉のとろみもついて胃腸にやさしいお椀になりました。
食の行き過ぎない欧米化も大切ですが、やはりからだにやさしいのは旬の和食かもしれませんね。