As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

腸をきれいにするちらし寿司

今月のベターホームの「おとなの料理教室」のテーマは「腸をきれいに」。
これはもうご存知の人が多いと思いますが、食物繊維をとって便秘を防ぎ、腸内に善玉菌を増やすために乳酸菌の入った食品をとります。

そんな春らしいメニューはこちらです。

イメージ 1


まずは「玄米ちらし寿司」です。
ちらし寿司は、先日ひな祭りメニューで作りましたが、もっぱら「瓶詰めのちらし寿司の素」を利用しています。たくさんの具を煮るのは大変で、他のメニューまで作れなくなってしまいます。
このちらし寿司は、具は比較的簡単に「ひじきと干ししいたけ」「ふきと桜麩」「高野豆腐と人参のそぼろ煮」を作り、100パーセントの玄米を土鍋で炊いてちらし寿司にしました。私も家で白米に発芽玄米を混ぜて炊いたりすることがありますが、すべて玄米だとすごく歯ごたえがあります。具も食物繊維たっぷりなので、お腹の弱い方には少々ヘビーなちらし寿司です。美味しかったですけどね(笑)

それから「鶏とヨーグルトのくわ焼き風」です。くわ焼きとは、肉に下味をつけて焼いたものをさらに煮たもの、だそうです。下味にも煮汁にもヨーグルトが入るのですが、和風の味によく合ってあまり牛乳っぽさを感じず、むしろまろやかになっていました。肉をヨーグルトに漬けるのは、ヨーグルトにカレー粉やスパイスを入れて漬け込む「タンドリー風チキン」でやったことがありますが、和風の味にもできます。乳酸菌も取れますから。

汁物は「ふくさ湯葉の澄まし汁」でした。海老をたたいて湯葉に挟んで茹でたものが椀種になります。ちょっと見た目は海老ワンタンみたいだったけど、とても上品なお吸い物に仕上がりました。

ベターホームで「お寿司系」のものを作る時は作業がとにかく多いので時間もかかるし、そもそも先生が下ごしらえしてくれてある部分も多いです。実習も4人がかりだからできるけど、1人でこれだけのメニューを作るのは厳しいと思うのでした。