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横浜ランドマークプラザで、「ランドマークシネマコレクション」という映画の上映会が月に３日間行われています。
数年前にロードショーされていた映画の中から、毎月テーマを決めていくつか作品を選んで１日４回上映しています。会場は「ランドマークホール」なのでキレイだし座席も座り心地がよいです。
入場料は1,000円ですが、夫が「ランドマークカード」を持っていまして、なんとカード特典でタダ！同伴者は700円で見ることができます。
かねがね行きたいと思いながらも、タイミングが合わずに行けなかったランドマークシネマに今日ようやく行くことができました。夫も休みだったので、２人で700円。ＤＶＤ借りてくるくらいのお値段でスクリーンで見られるのはかなりおトクですね。
そうして見た作品がこちら。実は私は予告編を見てかなり興味があったのですが、チャンスを逃してしまい機会があったら見たいとずっと思っていた作品です。

ヘアスプレー　監督：アダム・シャンクマン　主演：ジョン・トラヴォルタ

ジョン・ウォーターズの同名カルトムービーを基にした大ヒット・ミュージカルを映画化。
1962年、ボルチモア。おしゃれとダンスに夢中な女子高生トレーシー（ニッキー・ブロンスキー）の夢は、人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」のダンサーになること。ただひとつだけ問題が…。それは、彼女のBIGすぎるサイズ！　でもそんなことは一向に気にせず、明るく前向きに生きるトレーシーは、自分と同じく大柄な母親エドナ（ジョン・トラヴォルタ）の反対を押し切り、TVショーのオーディションに参加する。なんとレギュラーの座を射止め、おまけにその風貌と明るい性格からお茶の間でも大人気に。これが面白くない旧人気ナンバーワンアイドルの金髪美少女アンバー（ブリタニー・スノウ）とその母でプロデューサーのヴェルマ（ミシェル・ファイファー）は、様々な邪魔をするが……。 

人種差別が残る60年代のボルチモアを舞台に、外見を気にしないビッグサイズのヒロイン、トレーシーが活躍する。ヒロインの母親役で大胆な女装姿を披露するジョン・トラヴォルタを始め、新旧豪華キャストの歌とダンス、さらには60年代を再現したレトロでキュートなファッションなどが見どころだ。

私にとっては「シカゴ」以来となる久しぶりのミュージカル映画。もともとあまりミュージカルは得意ではないのですが、物語が始まっていきなりの歌と音楽、そしてノリのよいダンス。ノンストップで一気に話の中に引き込まれていきました。
60年代という古きよきアメリカであっても、まだまだ人種差別が色濃く残る社会。でも、かなり太めのヒロイン、トレーシーのチャーミングさと一途な想い、そして笑顔がはじけるダンス。
さわやかに、ハッピーな気持ちに包まれた鑑賞時間でした。

もう１人のヒロイン？！はトレーシーの母、エドナ。私は事前に何も知らずにスクリーンを見たので分からなかったのです。こんなに巨漢で軽やかにダンスを踊れる女優さんがアメリカにはいるの？！って。それは特殊メイクをほどこしたジョン・トラヴォルタだったという衝撃の真実！
すごくチャーミングで、ジョン・トラヴォルタの新境地といったところです。