帆船日本丸

横浜に住み始めてもう7年も経つのに、山下公園にいる氷川丸に乗ったのは学生の頃、それこそ観光地としての横浜に遊びに来た時に行ったきりです。

というワケで、桜木町駅からランドマークタワーに行く途中に見えるこちらの船にも乗ったことはありませんでしたが、唐突に思いたって行ってみました。

帆船日本丸(にっぽんまる）です

昭和5年に船員を養成する文部省の実習船として作られました。戦中、戦後は輸送船や引き揚げ船としても使われましたが、その後は30年前の1984年に引退するまで、太平洋を遠洋航行し、航海練習船として多くの実習生を育てました。帆を掲げた姿は太平洋の白鳥とも称され、みなとみらいに係留された今も定期的に帆を広げています。

船内見学では、実習生の居室の二段ベッドに乗ることができるようになっていました(予想外に寝心地が良かった…）。
また、実習船ですからきちんと「講義室」が船内にありました。

士官が利用していた食堂の天井にはステンドグラスもはめ込まれていたりします。

日本丸を見学した後は「横浜みなと博物館」へ。
横浜が開港してからの歴史や、現在の横浜港や船での輸送について展示されています。船を運転できるシュミレーターもありました。
市の博物館ですから入場料も安いですし、ナゼ今まで来なかったのか？今回は駆け足で回ってしまったので、今度はゆっくり時間をかけて見たいと思ったものでした。