As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

メアリと魔女の花

昨日の夜中は風と雨が吹き荒れていましたが、今朝は台風一過で暑くなりました
この連休は台風接近と娘がカゼをひいてしまったので家でおとなしくしていました。

さて、夏休みに見た映画のレビューがまだでしたので、まずはその第一弾です。
この夏の話題作でしたので、劇場内は親子連れでいっぱいでした。


無邪気で不器用な少女メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を見つける。この花は、魔女の国から盗み出された禁断の花だった。一夜限りの不思議な力を得たメアリは、魔法大学“エンドア”への入学を許されるが、あるうそをついたことから大事件に発展してしまい……。
借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後、プロデューサーの西村義明が設立したスタジオポノックで制作したアニメ。メアリー・スチュアートの児童文学を基に、魔女の国から盗み出された禁断の花を見つけた少女の冒険を描く。少女メアリの声を務めるのは、『湯を沸かすほどの熱い愛』やNHK連続テレビ小説とと姉ちゃん」などの杉咲花。脚本を『かぐや姫の物語』などの坂口理子、音楽を『思い出のマーニー』などの村松崇継が手掛ける。

まずは、この作品「スタジオポノック」制作ですが、ジブリの制作部門が2014年に解散してしまったことにより作られたスタジオです。だからジブリ色がそのまま残っているし、グッズが「どんぐり共和国」にあったりします。でも、ジブリの制作部門は2017年に復活したのですよね?今後はどうなるのかしら?

そして肝心の中身ですが…
この記事を書いているのが見てから時間が経ってしまったこともあるのですが…
とにもかくにもよく覚えているのは、

この話、「魔女の宅急便」と「ハリポタ」のつぎはぎですか?

と思わず口から出そうになったことでした。
(きちんとした原作があるのだと後から分かってかえって衝撃でした)

だって相棒のネコとか魔法学校とか出てくるんだよ?
そのネコがどんぐり共和国に売っているんだよ?

そして「借りぐらしのアリエッティ」の時にも感じた、前半はすごくグイグイと引き込まれる展開なのに、クライマックスにいくまえに失速してイマイチ腑に落ちないまま終わる…という既視感を覚えました。

そうして考えると、何度見ても飽きないトトロや魔女の宅急便千と千尋はあらためてスゴい作品だよなぁ…

と思いながら、家に帰ってソファに散らばっていたオオトリさまのぬいぐるみを片付けました。