As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

母校の研究室

今日は夫が休みでした。
午前中は私が眼科に行っていたのですが、午後思い立って久々に夫の大学時代の研究室に行ってきました。夫が先日、大学時代の友人の結婚パーティーに出席して、そこで恩師の先生の話などを聞き、「そういえば最近行ってないなあ」という話になったのです。

実は夫の研究室での指導教授だった先生には私たちの結婚で仲人をお願いしたので、今でも交流が続いていると言うわけです。
ところで、仲人さんって昔はあたりまえにいたのに、最近ではめっきり聞かなくなりました。
私も友人の結婚式、何度も出ていますが、仲人さんがいる式に出席したことは1度もありません。
もはや首都圏の結婚式で媒酌人を立てるのは1%以下だと聞いたことがあります。
今年の秋ご結婚となる紀宮様も媒酌人は立てないそうで、このまま近いうちに日本から仲人さんのいる結婚と言うのは消滅するのではないでしょうか?

私たちが結婚したころ(乳がんオペの半年前ですから2000年です)には、まだ若干媒酌人というのは残っていました。私の実家がわりと保守的な地域で、いわゆる「本家の長男」の娘であったので(といってもたいそうな家柄なんてわけでは全然ないです)、結婚と言えば誰が仲人をやるの?という親戚の人たちも多く、そのためにもできれば立てて欲しい、という意向があって、夫の恩師にお願いしたのです。
私たちが自発的、ではなく背後の意向があってお願いしたことではありましたが、今になってみると私達夫婦と恩師をつなぐ1つのつながりになったかな、と2人とも思っています。
もしお願いしなかったら、母校の研究室も薄い存在になっていたかもしれないねって。
先生の研究室にお邪魔した後、ご自宅でお寿司までご馳走になって帰ってきました。
夫の学生時代の話には、研究室の伝説と化しているものも多いみたいですが・・・

私は夫と違う大学(女子大)だったのですが、同じ分野の研究室でしたので、久々に入る研究室の雰囲気と言うのは懐かしいんですよね~ピペットとか見ると「去年まで会社に勤めていたときもやっていたなあ」なんて思ってしまって。
来年当たりどこかの研究室で実験助手のバイトでもしようかしら?
最近聞いたのですが、「ふるぼうは実験は上手だった」って会社にいたときの先輩が誉めてくれていたんですって♪