As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

結婚式♪

イメージ 1

昨日は帰宅後サッカーに間に合いましたが・・・う~ん、現実はキビシイものです。

さて、昨日の結婚式、無事に行ってきました。
朝東京はあいにくの雨、新幹線の中で友人と待ち合わせて、浜松につくと朝より激しい雨が降っています。「こりゃあ、残念だねえ」とタクシーで会場へ。
会場は、大きな教会と披露宴ができるゲストハウスが並んで立っています。

会場につくとスタッフの方々が傘をさして出迎えてくださいました。
「フルートの方、もうお見えになってますよ」というので着替えもせずまずはリハーサル、ということで普段着のまま披露宴会場へ行くと、10年ぶりくらいに顔を合わせる同じ学科だった友人の姿があります。
「わあ、久しぶりねえ。全然変わってないねえ~元気にしてた?」
何年ブランクがあっても、会うとその当時の会話に戻っちゃうし、10年近くも会ってなかったなんて思えないからフシギなんですよね。学生時代の同級生って。
「1時を過ぎるとゲストも集まってまいりますから、今のうちにリハーサルをお済ませになるといいですよ」とスタッフの言葉を受けて2,3回ほど合わせました。ぶっつけ本番に近いけど、「あとはこれで本番OK」に出来上がりました。グランドピアノ、やっぱり音量を落としたクラビノーバとは響きが違うんです。

ホワイエへ出ると、既に娘は走り回っているのを夫が追い掛け回していました。
階段の上り下りが面白くて仕方ないらしいけど、ここは児童館じゃないです。
「着替えはこちらでお願いします」と部屋を案内してくださいました。こちらのスタッフの方々、みなさんとっても親切にしてくださって、気持ちよく過ごせました。感謝です。
借りた部屋で私と娘の着替えを済ませ、化粧も整えて出てくるとだんだんゲストが集まってきました。両家の親族は控え室に移動の模様。

いよいよ挙式時間が近くなり、教会へと移動しました。
娘は教会の中で騒ぐと迷惑になるので、夫には挙式参列は断念してもらい娘を見てもらうことに。
高い天井に明るいステンドグラスから差し込む光-厳粛なオルガンの奏楽がやむと、
トランペットが高らかに挙式の開始を告げ、新郎新婦の入場です。
先導に立つリングガールを務めるのは、幼稚園生になる別の友人のお嬢さん。
フィンランド出身という牧師さんの説教を聞いているうちに、新婦との時にはツライことも多々あった研究室時代のこと、卒業してからのこと、いろいろ思い出して、ウルウルきました。

挙式が終了し、次はフラワーシャワー?と思っていると「それでは、全員で記念写真を取るので祭壇へ上がってください」とのこと。最近、「親族集合写真」ではなく列席者全員での写真撮影となるケースが多いように思います。
ホワイエにいる夫の様子を見ると、娘はベビーカーの中で爆睡していました!
そこでスタッフに見ていてもらい、夫も記念写真には入ることができました。

教会の外へ出ると、あれほど降っていた雨がやんでいました。
よかった、フラワーシャワーに間に合って♪
渡されたのは花びらではなく、鳥の羽です。実は新郎の実家が布団屋さんなので、羽毛布団の中の羽で作ろう、と新郎自ら作成したものだったのです。
娘も起きてきて、新郎新婦が教会から出てくるところをじっと見ていました。

その後の披露宴は、アットホームで和やかムードに始まりました。
私たちは大学時代の同じ学科の友人で1テーブル。女性4人に夫と娘です。
娘の席にも席札がおかれ、ちゃんと席辞表にも名前が書かれていました。
娘がさっそくテーブルの上のスプーンを取ってカンカン音をたてているので、「こりゃまずいよ」と持参したお皿に少しずつコーンフレークを出すと一口ごとに「うまい」「うまい」
主賓挨拶の最中「シー」だよと言いながら「うまい」「うまい」
「そのコーンフレーク、よほど美味しいものなの?」と思わず周りから声が・・・
フレンチだけどお箸で食べる前菜や蒸篭に入った鯛の乗ったお赤飯など、和のテイストもあしらったお料理をいただきながら、和やかに宴はすすみました。
新郎の上司、恩師のスピーチ、乾杯に続き、友人たちのスピーチは、なんとテーブルごとに突然指名!
司会者さんがテーブルを回って1人ずつ指名していくのです。トップバッターとなった新郎の後輩、ちょっとビビリつつも無事終了。新郎側が終わり、新婦友人席にマイクが回ってくると、指名されてしまったのは私でした(これ、予想通りだった)
さあ、どうしましょう。と思いつつ、
「今ワールドカップの真っ最中ですが、お二人が人生のゴールを決められて・・・」
このネタ、4年前のワールドカップの最中に呼ばれた結婚式でも言ったセリフだよなあ、と思い出しました。その後、懐かしい写真の上映会もあって。

お色直しが終わって、今度はワインレッドのドレスを身にまとった新婦が登場し、キャンドルサービスで場が一層盛り上がると、いよいよフルートとピアノです。

そう、曲目はディズニーの「星に願いを」

新郎、新婦、そしてこの場に集まったみんなの願いがかないますように、と思いを込めて選曲しました。
演奏は、大きなミスもなく無事に終了。まずはホッとしました。

演奏が終わるころ、一旦夫と一緒に会場の外へ出ていた娘が戻ってきます。
会場内にいたら騒ぎそうなので、あらかじめ外に出ていたのです。
ここで私は「サプライズ」をしました。浜松駅近くの花屋さんで小さな花束を買っておいたのです。
それを娘からのプレゼント、ということにして贈呈することにしていました。
新婦にはナイショにして、スタッフに段取りをお願いしてあったのです。
花束を持った娘と一緒に新婦のそばへ。おそらく娘はワケも分からず渡していたと思いますが、これは単なる私の親ばかに過ぎなかったと思いますが、新婦も喜んでくれて、記念撮影、会場の拍手となりました。

それからは、私も「今からやっと飲める」とワインに口をつけ、デザート、ウエディングケーキとお料理を全て堪能し、和やかなままにおひらきとなりました。
もうお腹ははちきれそうです。お開きの頃には太陽が顔を出し、ガーデンでのお見送りとなりました。
娘は全開モードになり、お開き後には新郎の職場の上司や恩師たち、そして式場スタッフのみなさまに「バイバーイ」「バイバーイ」とサービスを全開していました。もちろん新郎新婦にも忘れずに。
「あと30年後だね」と主賓挨拶をされた大学教授の先生がおっしゃっていました。
「娘が迷惑かけたらどうしよう」と不安な気持ちもあったまま臨んだ結婚式でしたが、最初から最後まで和やかにすごすことができました。心に残る1日でした。

ということで、長々としたブログになりましたが、
娘はまだ寝ています。やはりつかれているのでしょうが、そろそろ起こしますね。
最後に、写真ですが、
新郎が研究テーマとしている「ウェルカムマウス」です!

本当に素敵な結婚式でした。どうぞ末永くお幸せに。