天気の子
11月になってようやく!映画のレビューは夏休みに見た作品にたどり着きました。
天気の子 監督:新海誠 声の主演:醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼
高校1年生の夏、帆高は離島から逃げ出して東京に行くが、暮らしに困ってうさんくさいオカルト雑誌のライターの仕事を見つける。雨が降り続くある日、帆高は弟と二人で生活している陽菜という不思議な能力を持つ少女と出会う。
『秒速5センチメートル』などの新海誠監督が、『君の名は。』以来およそ3年ぶりに発表したアニメーション。天候のバランスが次第に崩れていく現代を舞台に、自らの生き方を選択する少年と少女を映し出す。ボイスキャストは、舞台「『弱虫ペダル』新インターハイ篇」シリーズなどの醍醐虎汰朗とドラマ「イアリー 見えない顔」などの森七菜ら。キャラクターデザインを、『君の名は。』などの田中将賀が担当した。
あの「君の名は。」の新海誠監督ですから、ロングラン上映となっています。
異常気象が続く東京が舞台なんて、現実世界の異常気象と重なってきます。
まぁ細かいツッコミ所はいろいろあるのですが、前作同様に不思議な能力があるゆえに起こった怒涛の出来事がテンポよく描かれたファンタジー作品となっていました。
そして、さすが新海誠作品なので光の描き方が素晴らしく、写実的な背景に目を見張りました。雨が光に反射してキラキラする描写は、この方の作品でないとみられません。
でもなぁ…
ずっと雨が降ってる世界ってのはどうかと思うよ…
いくら「東京のこの地域はかつて海だったところを埋め立てたもので、水没してもとに戻っただけ」って言っても…☔
ずっと雨だったら、公衆衛生的にまずいだろ、いろんな病気が流行りそうだ、と思ってしまったのでした。