秘密の通路
先日の勉強会は御茶ノ水にある会議室でのことだったのですが、これまでは東京駅から地下鉄丸の内線で淡路町に出るルートで行っていました。JR御茶ノ水駅からだと少々時間がかかるのと帰りは上り坂なのが大変そうだったので。
ところが、今回は夫が会場の近くまで車を出そうと言ってくれました。
首都高の中でもあまり知られていないスポットを一度使ってみたかったんだとか。
それは「八重洲乗客降り口」
首都高を使って東京駅まで人を送っていくと、首都高に直結した大きな駐車場が八重洲にあることは知られています。しかし、この場合は「一旦首都高を降りる」ことになるので、この駐車場に降ろしてくれた場合、車はもう一度首都高の通行料金を払うことになります。
しかし、このひっそりとした「秘密の出口」
数台の車を停めるだけの車寄せがあります。
長い時間停めることはできませんので「乗客降り口」専用です。ここで車を降りたらそのまま車は八重洲地下の首都高に走り去ってしまいます(つまり、車は首都高から出ないで済むのだ)。
薄暗い地下通路にはポツンとこんな表示が。
そして数メートル歩くと、薄汚れたドアがあります。
一度出たら戻れません。ご注意ください。
一方通行マークまで。
まさに、退路が断たれた気分。
(まぁ、戻りたくもないけど)
出てきたドアはこんな感じ。
自分が何か、フッと地下から湧いてきたような気がしました。
自分が何か、フッと地下から湧いてきたような気がしました。