As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ドラマの感想 2013年秋クール

「泣かぬなら、泣きに泣きますホトトギス
って、意味が通じてないと思うのですが、信成君の引退会見。軽くショッキングなクリスマスプレゼントでした。何といってもバンクーバーオリンピックの「本能寺ならぬ靴紐の変」が印象的でしたが、今シーズンのウィリアムテルはとても良かったので、もう少し見たかったのですけど、ラストサムライを演じたらホントに引退してしまいました。天下統一を果たせずに引退してしまったのは、織田家の血筋のせいでしょうか?本当にお疲れさまでした。

さて、秋ドラマも全て終わったので、年越し前に感想をいきたいと思います。

リーガルハイ
始まる前は「半沢直樹」の印象が残り過ぎだよと思っていたのですが、全然、最初から古美門先生バリバリでした。前回の三木法律事務所に変わって、今回は「ウィンウィンを目指すゆとりの国の王子、羽生君」が立ちふさがったわけですが、とにかくアップテンポで最後まで面白かったです。でも、ライバル役は前作の三木先生の方が良かったかなぁ。あと、貴和さんは小雪でなくても良かったかなぁ…個人的には「蟹頭村」がまた出てきたので良かったです。
今年の顔とも言える堺雅人さん、しゃべりっぱなしの1年だったと思いますが、ホントにお疲れさまでした。

海の上の診療所
この夏に行ったら大三島伯方島など、瀬戸内海の美しい風景が出てくるのと、実際に瀬戸内海には医師不在の島を回る診療船「済生丸」が走っているというので興味があったのですが…
「主人公がマドンナに一目惚れしてフラれる」というワンパターンな展開はイマドキ時代遅れでしよ、とつくづく思ったのでした。あれはフーテンの寅さんだから絵になったのです。
それから、あまちゃんのパクり感がハンパなかったですよね。荒川良々さんも福士蒼太さんも最後まで役名覚えられなくて、私の中では「吉田副駅長」と「種市先輩」でした。おまけに第3話には「いっそん」まで出てくるし…その種市先輩が、第1話で「じぇじぇ」と言ったところがいちばん面白かったです(笑)あと、最終回で航太のお母さんの具合が悪かった理由が、いくらなんでもそりゃないだろ!って脱力するしかなかったですね。

ドクターX~外科医 大門未知子~
医師が実際に「私、失敗しないので」とは言わないし、癌の難しい手術が成功しても再発、転移しない保証はない、等という現実的なツッコミはするだけ野暮なものです。もうひたすら米倉涼子さんの「私、失敗しないので」と「いたしません」が小気味良く、「御意」「御意」って連呼してるのが面白く、西田敏行さんの新たな面を発見して驚き、岸部一徳さんの華麗なステップにクスッと笑ってしまったのでした。

相棒
シーズン12もバツグンの安定感ですね。岩下志麻さんを久しぶりにテレビで見たのですが、さすが風格がありました。でも、捜一トリオがデュオになってしまったのはちょっと寂しいなぁ…

猫侍
これは義弟に教えてもらったドラマで、神奈川テレビでやってたのですが(埼玉だとテレビ埼玉、千葉だとチバテレビです)、ある意味いちばん家族でハマったドラマかもしれません。
北村一輝がやってる久太郎がムダに強面なだけで、何のオチもない展開が脱力感満載で面白かったです。斬るべし斬るべしの歌がアタマの中で何度も回っています。そして何といっても、猫の玉の丞もうひたすらかわいかったです。

安堂ロイド
ごめん…1回しか見なかったよ…