秘宝館
熱海には、日本に唯1つ残っている「秘宝館」があります。
平成も終わろうとしているのに、昭和の香りを振りまいています。
そんな秘宝館に展示されているのは「大人のための」秘宝?!です。
先日の「熱海梅園」のあと。
ひととおり梅の鑑賞が終わったので、次の目的地に行くためにタクシーを捕まえると、夫は運転手さんに
「秘宝館までお願いします💣」
と堂々と言いました❗
せめてカモフラージュのためにすぐ近くにある「熱海城🏯」とでも言えばいいのに…
この日、娘は友達と映画を見に行く約束をしていて、私たち大人の梅園などに興味は無く、別行動をしていました。
なので、18歳以下入館禁止の秘宝館に行くまたとないチャンスだ!と夫の熱海への目的は梅ではなく完全に秘宝館になっていました(笑)
秘宝館は、海を一望できる高台にあります。すぐ近くには、トリックアート美術館等を備えた「熱海城」があり、こちらはお子さまも楽しめます。
そして、秘宝館の入館料は1,700円もするのですが、往復のケーブルカー(片道3分もかからない日本最短距離のケーブルカー!)のチケットとセットで買うと1000円で入れるよ、というカラクリがあります。
でも今回はショボいケーブルカーに乗るつもりはなかったので、梅園からタクシーで直行し、公式Webサイトにあった割引券を出しました。
1月の海はこんなに青くて波も穏やかですが、
秘宝館は見るからに絶滅危惧種な雰囲気を漂わせています。
そして希少価値が認められつつあるので、若者グループ、熟女グループ、もちろん男性グループ!はたまた女子大生とおぼしき集団がチケット売り場に並んでいました。
あ、カップルももちろんいました。
チケット売り場のおばちゃんは、昭和のラブホテルのフロントにでもいそうな感じです(昭和時代にラブホテルに行ったことはないけど・笑)。
チケット売り場のすぐそばには、来館した有名人のサインがあります。
ダウンタウンが来るのはよーく分かる(笑)
爆笑問題も分かる。
ベッキー、来てたんかい(笑)
そして、ここには出さないけど松井秀喜⚾の色紙が…松井…色紙飾っていいのか?!(笑)
館内の写真は撮れないのでアップできません(そもそもアップできるような写真は撮れません)。
いやぁ、もう、
「中学生男子の妄想」をそのまま展示したような、B級エロしかない世界でした(笑)
マリリン・モンローのスカートが巻き上がったら、とか。
一寸法師や浦島太郎のAVアレンジとか。
おみくじを買ったら巫女さんのお尻がまる見えとか。
最後のお土産売り場までそんな感じ(笑)
感想はヒトコトで言えば「くだらない」
でも、くだらないを超えるレベルのエロだったら、お客さんを呼ぶのに倫理的な問題が出てくる可能性がありますから、分別のついた大人が楽しむにはこれくらいのレベルが良いかと思います(笑)
入館料が高いのも、リピーター率を考えたり、絶滅危惧種の保護基金?!とも考えれば仕方ないのかも。
館内から出てくると、そこはロープウェイ乗り場で、ちょうど家族連れが出てきました。小さな女の子は、まだ秘宝館という漢字が読めない年頃かと思いますが、ウッカリ小学生男子がロープウェイに乗ってしまい、
「ねえ、おかあさーん、秘宝館って何?どんな秘宝があるのかなぁ?」
って大声で騒いでお母さんは答えられない、というシチュエーションはかなりの頻度でおこっているのではないかと思います。
(そして大人になってから来るのです)
秘宝館を出ても、海は穏やかできれいなままでした。
そして今度はバスに乗って温泉に行くことにしました。
熱海に来たのだから日帰り温泉♨️に入ってから帰らないと。
日帰り温泉の老舗だという「日航亭大湯」
徳川家康が入ったという話が伝わっているようですが、JALとは何も関係ありません。
そして、私たちが着いた時に、中からウド鈴木さんが出てきました❗
王様のブランチのロケはまだ続いていたのでした。