翔んで埼玉
「令和最初に上陸した台風」でしたが、こちらでは予想していたほど影響がなくて、少しホッとしました。
人気コミック「パタリロ!」の作者である魔夜峰央の人気漫画を実写映画化。埼玉県民が東京都民から虐げられている架空の世界を舞台に、東京都知事の息子と埼玉出身の転校生の県境を超えたラブストーリーが展開する。『ヒミズ』『私の男』などの二階堂ふみと『カーラヌカン』で主要人物を演じたミュージシャンのGACKTが主演を務める。『テルマエ・ロマエ』シリーズなどの武内英樹がメガホンを取った。
あまりにも真剣にバカバカしいことをやっていると、それは「ふざけている」のではなく「一種の芸術」に思えてくる…
そんなことを体現した映画です。
Gacktさんも二階堂ふみさんも、その他出演されたビッグな方々も、よくぞ出演を決意してくださったと思います。ビッグな方々が真剣そのものでやっているから面白い。そして、原作の世界観を徹底的にスクリーンに再現した…だからこそ、一見特定の地域を貶めているかのようなドラマが、実は郷土愛?!に満ちていて、多くの観客(特に埼玉県民‼️)の心をつかんだのだと思うのです。
埼玉と並んで「ちばらき」とまとめられてしまう千葉と茨城ですが、「だっぺ」の方言でお馴染みの千葉が出てきたので楽しく見ることができました(笑)
ちなみに、私が千葉に住んでいたとき「京成電鉄」沿線に住んでいたのですが、高校の時には「JR沿線(特に京葉線)」がもてはやされ、京成利用民は大変貶められておりました(笑)私鉄でも、小田急や東急、東武や西武はカッコいい。だけど京成はね~なんたって「京成電車」っていうし、「行商専用車※」もあるし…などと散々に言われ、挙げ句の果てには「地球の酸素の供給元🌍」とまで言われたことは懐かしい思い出です(笑)
※
京成線の上野ー成田間の各駅停車には、行商の荷物を置ける「行商専用車両」があったのです。今では完全に廃止されています。