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皇居ガイドツアー その1

高畑勲展」を見終わったのはお昼前。

このまま帰っちゃうのもまだ早いので、もうひとつ行ってみることにしました。

それが「皇居一般参観」

無料、ガイド付きで皇居の中を案内してくれます。

全体の所要時間は2時間ほど、うち1時間は歩いて回りますので、歩きやすい服装がベターです。


宮内庁のホームページに詳細は出ていますが、午前、午後と1日に2回実施され、要予約とはなっていますが定員に余裕があれば当日受付が可能です。整理券を配布しています。受付には運転免許証やパスポートなどの、身分証明書が必要となります。


さて、皇居前広場の整理券配布場所についてみると、平日なので当日受付が可能でした。


しかし…


並んでいるのはほとんどが外国人観光客‼️


日本人、いるのか…⁉️


そもそも、このツアーは日本人対象ではないのか⁉️


なんだか不安になりながらも、やがて時間がきて、桔梗門からなかに入り、参観ツアー待ち合わせ場所である「窓明館」へと通されました。中はかなーり広いです。


ここで、各国語のツアーガイドさんが紹介されます。そして、かつては徳川将軍家による治世の中心であった江戸城が明治時代になって京都から天皇が引っ越してきて皇居になったという歴史について、それぞれの言語で説明がありました。

英語🇺🇸、フランス語🇫🇷、中国語🇨🇳、韓国語🇰🇷、そして日本語🇯🇵です。

外国語のガイドさんもすべて日本人女性でした。

この日は5か国語でしたが、多いときはさらにスペイン語🇪🇸、ドイツ語🇩🇪、タイ語🇹🇭と8か国語になることもあるそうです。


宮内庁の職員には、各国語を駆使するバイリンガルなツアーコンダクターさんもいるのか…

皇族方の大事なお役目である国際親善、そのためにも語学に堪能で、国際儀礼にも詳しい職員が宮内庁には多いそうです。「式部職」などという、それこそ紫式部の時代からある職種にこそ、国際事情に明るい外務省から異動してきたベテランがあたったりするのだとか。


さて、1度に全ての言語のツアーが出発すると大変なことになるので、時間差で順次出発していきます。日本語ツアーは最後のグループとなりましたが、ここで案外大勢の人が集まっていたことがわかり、ちょっとほっとしました。

そして、ツアー出発前に「売店に行っておくように」と言われます。ツアー後にはもう閉店してしまっていますので、と。

ここには、さまざまな皇居限定グッズがそろっているのです。


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皇室の菊の御紋のついたお菓子やお酒、他にもいろんなグッズがたくさんあります。

お菓子は最中や饅頭その他、お煎餅、ゴーフレット、チョコレートなどです。


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そして、キティちゃんとのコラボも‼️

このハンドタオル、ちゃんと菊の御紋入り、そして今治タオルが使われています。


こうして売店も充分堪能してから、皇居を巡る参観ツアーがいよいよスタートしたのでした。