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チーズ料理の会 最終回

1年間続けてきたベターホームの「世界のチーズ料理🧀」も春夏編の最終回、つまり1年通しての講座が終わりました。

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秋冬編もそうでしたが、半年間のコース終了となる回は「パーティー料理🎉」
気軽につまめるフィンガーフードが中心となります。

まずは、クラッカーにチーズをのせたカナッペですが、クリームチーズとはちみつを混ぜたものを塗り、ミックスナッツとドライいちじくを飾りました。これだけでちょっと本格的になりました。リッツやルヴァンにチーズをのせても美味しいと思います。

もうひとつのオープンサンド系オードブルが、2種類の「タルティーヌ」
こちらは薄切りにしたフランスパンにチーズを乗せています。
ひとつ目には、山羊のミルクから作られたチーズ「シェーヴル」を乗せています。シェーヴルには特有のクセがあるので、りんご🍎のコンポートと一緒に乗せ、さらにシナモンを振ることでクセが和らぎます。
もうひとつには、ホタテのマリネとフランスのハードタイプのチーズであるミモレットを乗せました。

サラダ🥗は大皿に盛り付けます。今回は「ニース風サラダ」
ゆで卵、ジャガイモ、いんげん、ツナなどが入った少しボリュームのあるサラダで、白ワインビネガーと粒マスタードのドレッシングで和えます。そしてここでもチーズのトッピングがあります。「とろけるスライスチーズ」をフライパンで焼いてパリパリにする、というもので、これだけでもおつまみになります。

ご飯ものとしては「アランチーニ」をつくりました。シチリアナポリ名物のライスコロッケです。プロセスチーズとハムを混ぜたご飯に衣をつけて揚げます。揚がったライスコロッケにトマトケチャップを乗せ、パセリの茎を刺し、ミントを飾るとオレンジ🍊のようになりました。
「アランチーニ」とは、小さなオレンジという意味です。一緒に、カマンベールチーズフライも揚げました。

フィンガーフードの回は、細々とした作業が多いので時間がかかります。ひとりで全てのメニューを作るのは無理そうな気がします。実際には、全てのメニューにチーズが入っているのは現実的ではないでしょう。でも、おもてなし料理の幅が広がりました。

こうして、秋冬編、春夏編と1年間を通した「世界のチーズ料理」が終わりました。
この会は、家庭料理に役立てるというよりは、完全に「自分が食べるため」に受講しましたが、ふだんはなかなか食べないチーズが出てきたので楽しかったです。これからも家庭ではプロセスチーズが中心で、世界各地のナチュラルチーズを食べることはあまりないかもしれませんが、様々なチーズを知っただけでも教養になったと思います。