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チーズを楽しむためのピッツァ

9月のベターホーム「世界のチーズ料理」のメインは、チーズを使った料理と言えば誰もが想像できる「ピッツァ」でした。

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もちろん?!料理教室で作るピッツァですから、生地から創ります。
ピッツァ生地はもうずーっと前に受講した「手作りパンの会」でもやっていますが、二次発酵がいらないことや、過発酵してしまった生地でも大丈夫なので、それほど緊張感なく作れます。

そして、今回のピッツァの最たる特徴は、
「ピッツァに必須の『トマトソース🍅』が出てこない❗」
ということです。

ピッツァの具といえば、サラミやソーセージなどの肉類やシーフードなどで、トマトソースを塗ったピッツァ生地にのせてその上にとろけるチーズをのせて焼きます。
しかし、このオーソドックスなピッツァだと、チーズに市販のシュレッドチーズを使ってしまえばことが足りてしまうので、今回は「トマトソース抜き、特徴あるチーズがメイン」のピッツァになりました。

1枚目のピッツァは「クワトロフォルマッジ」
4種類のチーズを伸せたピッツァです。
違うタイプのナチュラルチーズを組み合わせます。
ゴルゴンゾーラ(青カビタイプ)
・モッツァレラ(フレッシュタイプ)
パルミジャーノ・レッジャーノ(ハードタイプ)
・タレッジョ(ウォッシュタイプ)
それにクルミを散らしただけの、チーズを味わうピッツァです。さまざまなタイプのチーズの特徴を感じられるとともに、複数のチーズが混ざることで、クセがやわらぎます。

2枚目のピッツァは「デザートピッツァ」
先に生地だけを焼き、粗熱を採ったところで、ティラミスで有名なマスカルポーネを塗り、フルーツ(ブドウ🍇、マンゴー🥭、ブルーベリー、ラズベリー)を散らし、さらにチョコレートソースをかけます。
ピッツァ生地に焦げ目がつくほどは焼かないので、パリパリな食感ではなく、もっちりとしています。
(正直、ピッツァではなくタルト生地の方が合ってるなぁ、と思ったのは内緒)

サイドメニューは「えびといんげん豆のジェノバ風」
いわゆる「スパゲティジェノベーゼ」のパスタの代わりにえびと白いんげん豆を和えたものです。
ジェノベーゼソースは、バジル、松の実、ガーリック、そしてパルミジャーノ・レッジャーノとオリーブオイル、塩コショウをフードプロセッサーにかけるという簡単な操作でできます。

「ビーツの冷製スープ」はビーツ缶詰のあざやかな色が特徴です。ヨーグルトベースのヴィシソワーズ風のポタージュですが、ここにもマスカルポーネが灰ってコクが出ます。

さまざまなチーズが出てきた「世界のチーズ料理」も来月を残すのみとなりました。最後はパーティー用のフィンガーフードです。