As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

横浜美術館のルノワール展

横浜美術館には年に1度くらい行きます。
海外美術館からの大物作家の作品が来日するときです。前回行ったのはモネが来たときでした。

美術館最寄りの桜木町駅で降りると…

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このときは、ラグビー🏈ワールドカップで日本中が盛り上がっていました❗
ルールをよく分かってない(にわかファン)も多かったですね。
ちなみに、私の母校の高校は花園全国大会に出場したことがあります。高3のときに県大会の決勝を見に行った記憶は今でも鮮やかです。あの時も、何一つルールを分からずに行ったのですが(笑)

そして、駅前の大通りを15分くらい進んで行くと美術館に着きます。

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今回の展覧会は、オランジュリー美術館所蔵品による「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した 12 人の画家たち」
ルノワールの代表作「ピアノを弾く少女たち」が来日しました。

パリのセーヌ川沿いに建つオランジュリー美術館は、もともとオレンジ🍊の温室だったところを美術館に改築したものだそうです。
そして、オランジュリー美術館の収蔵品の基礎を築いたのが、20世紀初頭のパリで活躍したポール・ギヨーム。ポールが私邸を美術館にする構想を果たせぬまま亡くなったあと、ドメニカ夫人によって引き継がれたコレクションはフランス国家に譲渡され、オランジュリー美術館で展示されるようになりました。

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会場内にはいくつかポール・ギヨームの邸の部屋を再現した場所がありました。彼は画商、そしてコレクターとして数多くの印象派の作品を集めたのです。

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なので、ルノワールだけではなく13名の名だたる画家たちの作品が一堂に会した贅沢な展覧会となりました。セザンヌ、ルソー、マティスマリー・ローランサンなどなど…美術の教科書でお馴染みの画家ばかりでした。

横浜美術館は、常設展も充実していて、定期的に作品を入れ替えています。
今回は、「ペリー来航の時の絵」というのが展示されていました。当時の日本人にとって黒船艦隊とアメリカ人はまったくもって想像できない未知との遭遇だったと思います。