As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

手術から6年

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昨日壊れたディスプレイですが、夫が午前中に秋葉原に行って前より大型のものをゲットしてきてくれて、復活しました。

8月15日は、日本人にとって忘れてはならない日です。
61年目の終戦記念日-戦争の悲劇を2度と繰り返してはならないと心に誓う日です。

さて、そんな8月15日ですが、私にとってとても大きな意味を持つ日です。
もう一つの誕生日ー手術を受けた日ですから。
2000年8月15日に松山の病院で右乳房摘出手術を受けてから6年、偶然にも記念日に検診が重なりました。
(念のためですが、一般的にがんは術後5年無再発で治癒とされますが、乳がんの場合10年経たないと治癒とはされません。健側の検診もあるので、乳腺外科とのお付き合いは切れないのです)

手術といえば、2004年7月14日に子宮口を縛るシロッカー手術、2005年12月15日に乳房再建のエキスパンダー挿入手術を受けていますが、やはり自分にとっていちばん大きな意味を持つのは乳がん摘出手術になります。

そんなわけで、あの時私のそばにいたのは「おふとりさま」だったのですが、これからはK先生と節目の記念に確認することになりました。

6年検診のメニューは、乳腺超音波と3年ぶりとなるマンモグラフィー、胸部X線、採血です。
娘を妊娠、授乳していた間はマンモグラフィーはできなかったので、久々に受けたのですが、やっぱり力を込めてつぶされるのは痛いです!痛くない方法を開発したらノーベル賞モノだと思うのですが、誰か考えて~

レントゲンの後診察室に呼ばれて結果を聞き、エコーも受けます。採血もされます。
血液検査の結果はまだですが、

それ以外の結果はすべてクリアーです。


次の乳腺外科の診察は4ヶ月後、その時には術側のエキスパンダーはシリコンに置き換わっている予定です。
「次はまた(術側の胸が)変わっているのね~でもこれで計画はすべて完了ね」
と先生はにこにこしながらおっしゃっていました。

「今日でちょうど6年です」と私が言うと、
「本当にこの6年よくがんばりましたね」としみじみおっしゃっていただけて、なんだかじーんとしてしまいました。まだ心に一寸、「おふとりさまともこの時間を共有したかったな」と思うことがありますが、再建と引き換えですから、ね。

そして、

「おっぱいが太るのはいいんだけど、それ以外の場所が太ってない?」

「あの…春からは体重変わってないと思うんですけど…」
(まずいな、帰省ばかりで食べすぎてたからって言い訳だけど)

「お子さんは大きくなっているでしょうけど、お母さんまで大きくならなくていいんですよ」

ああ、やっぱり言われちゃったよ。