As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

入院

私ではなく娘です。

昨日からなんとなく「予兆」はあったのです。元気なのに、時々息苦しいとはぁはぁやってる。でも英語教室も行ったし、その後公園で外遊びもしっかりやりました。息苦しいのは以前にも痰が喉に絡んでいたことがあり、たいしたことないと思っていたのです。ちなみに月曜までは元気そのものでブログの通り、新横浜のラーメン博物館に行ってます。

が、昨日の深夜にいきなり40℃の熱。こんなに高いのは初めてなので近くの総合病院の緊急外来を受診。その場では原因が分からず解熱剤と抗生物質をもらって帰りました。


しかし解熱剤を入れても熱はいっこうに下がらず、朝からは飲むのも食べるのもイヤだというので、もう一度この病院の小児科を受診。本来ならかかりつけ医に診てもらってねと言われていましたが、水曜は休診だったので総合病院にしたのが本当にラッキーでした。

採血をしたところインフルエンザ感染は-でしたが、炎症反応を示すCRP値が異常に高かったのです。これはウィルス感染ではなく細菌感染なので、抗生物質を使わないと悪化する一方。抗生物質を口から飲めれば帰宅できますが、難しいので点滴で入れるしかありません。加えて娘が口をずっと開けているのが気にかかる、ということで入院となりました。
親の付き添い可のベッドが空いていたのでそこに移りました。
さて、細菌はどこに感染しているかといろいろ検査が行われました。
X線で頭部、頸部、胸部の撮影。CTも撮りました。そして、耳鼻科で鼻から喉にファイバースコープを入れたところ、原因がわかったのです。

病名は、急性喉頭がい炎。
風邪に続く細菌感染は喉や鼻、気管支、副鼻腔などでおこり、風邪をこじらせた状態になります。
この細菌感染がたまたま「喉頭がい」つまり「のどちんこ」にあたる部分で起きた場合、腫れがひどいと気道を塞いで窒息する恐れがあるのです。実際に重症では腫れた喉頭がいが完全に気道を塞ぎ、窒息死してしまいました(先日「たけしの本当は怖い家庭の医学」でこの症例をやっていた)

すぐにステロイドを投与したので、幸い薬が効き腫れは抑えられました。このまま数日間点滴でステロイド抗生物質の投与をします。ただ、腫れた場所を刺激しないために数日間は点滴のみで絶飲食になります。
先ほどの検温で熱も37.5℃になり、峠は超えたのではないかと思いますが、食事が取れるまでの入院なので1週間くらいかかります。私もその間は病院に泊まりますので、疲れ過ぎないように気をつけますね。娘もよく寝ているし、あんまり寝付けなさそうですが、とりあえず簡易ベッドで休もうかと思います。