As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

レッドクリフPartⅡ~未来への最終決戦~ その1

今年の春の期待No.1映画。満を持して行って参りました~♪

で、前作のPartⅠのことを2回に分けて書いていますので、この作品についても2回シリーズ?!でいきます。
どうぞお付き合いください!

なにしろ、最近の世の中は「草食系男子」が主流とのこと。そのせいか昔の武将にあこがれる女子急増中だそうです。そのような女子を歴女とも言うそうですが、ワタクシも歴史好きな女子であることには相違ないと思います。
それから、私がこの映画の感想を書いたら「三国志マニア」かと思われそうですが、実は私は単なるミーハー精神で見ているのであって、「赤壁の戦い」以外の三国志の他の戦いについて語ってみろと言われたら「えーっと」「あーっと」くらいしか言えないんです。このシリーズを見るにあたって「その場面」だけは漫画で復習したんですけど・・・そして中国の歴史についてはサッパリだめなんです。一応王朝の名前くらいは言えますけど。だから聞かないでね。

松山の焼き鳥屋さんで飲んでいた時に「あの映画、ちっとも『お約束』通りじゃないよな」という話題になったのですが、「そうそう!ちっともお約束通りじゃないよ」と私も激しく同意してしまいました。

前作から5ヶ月。果たしてそんなに長いことモチベーションを保つことができるのか?!という私の一抹の不安は、エイベックスの宣伝策略にまんまと引っかかってしまったおかげで持続することができました。で、試写会のレビューなどを見ていたので、PartⅡのおおよその展開は分かってしまったのです。

「なんじゃそりゃ、ムチャクチャやん!」というのがそれらを読んでの率直な感想。


知ってる人が多いお話ですから「こう来るはず!」っていうお約束の展開が多々あるのですが、なんだかそれらが無視されて、オリジナルキャラやオリジナルストーリーばっかし入ってない?!

どうしてこんなストーリーになっちゃったのかしら?ワタクシは「そもそも三国志には女は不要」と思っていて、登場する女性は最低限で構わないと思っていました。ヘタに女が絡まなくたって十分なドラマがある、と。女性が出てくることによって昔から多くの読者をひきつけてきた男の美学が崩れてしまうだろう、と。それを女性キャラを前面に押し出して、こよなく親しまれてきたストーリー展開を大きく変えてしまうなんて、それはやっぱり「どこかハリウッドテイスト」にしなくてはならない、マーケティングとか「大人の事情」があってやらなければならなかったことなの?

果たしてこんなで期待を裏切らないのかしらと思いつつも、公開日が近づくにつれて、なんとなく気分が乗ってきました。またしても、新聞やネット上に金城武トニー・レオンの顔がチラチラしちゃって、あらまあやっぱりカッコいいわ、とワタクシは手を止めてほーっとひと息ついてしまうのです。
同じ時期に公開される「クローズZEROⅡ」こちらもイケメンぞろいなんだけど・・・なんといいますか、四捨五入したらアラフォーに手が届いてしまうワタクシから見るとみんな若いんですよ~
ああ、若いなあってまぶしく見えちゃって、それよりもっとオトナな男子に惹かれてしまうんですよね。

ネットをさまよっていたら、今さら「ビストロSMAP」にトニー&金城が出ているのを発見!

ああ、なんでリアルで見なかったのよとちょっぴり悔やみつつ、ソッコーでダウンロードしてしまいました。日曜日の夜、PartⅠをやっていたのもテレ朝の戦略よと思いつつも、娘を寝かせた後でやっぱり見てしまい、琴のセッションに目が釘付けだったのです。

で、映画館へ足を運んだのが16日だったのです。チケットはもちろん2人分。例によってあまりモチベーションのあがらない夫を無理やり連れてきました。今年度は木曜日が休みとなったわけですが、年度始め「自宅で仕事しようか?」というのを「冗談でしょ~」と。午前の回でレディースデーでもないのに、シネコンのいちばん大きな劇場はかなりの人が入っていました。夫婦やカップルもちらほら目に付きます。
ロビーではトニーと金城のドカーンと大きなパネルがお出迎え。チケットと一緒に渡された「余命一ヶ月の花嫁」のチラシはイラナイんだけど、な(私の患者感情としてはね、ごめんね)

というわけで、144分間がスタートしたわけでありますが。続きはまた。

To Be Continued・・・See You Again!