VOL-Netホルモン療法勉強会

VOL-Netとしては3年ぶりに「ホルモン療法」をテーマに勉強会を開催しました。
ホルモン療法は長丁場になることもあって治療を受ける患者さんは多いです。ですので、今回もスタッフ含めて100人近い参加者があって、大盛況の勉強会となりました。

今回講師にお迎えしたのは、横浜労災病院乳腺外科の千島隆司先生です。大変エネルギッシュな講義を展開してくださり、ホルモン療法について初めて学ぶ初心者向けから上級者向けに最新の情報まで解説していただきました。質疑応答も大変熱く盛り上がったのです。

乳がん手術後の補助療法を決める病理の分類も、私が手術を受けたころの「腫瘍の大きさ、リンパ節転移数」等ではなく、ホルモン受容体の有無、HER2タンパク発現の有無等でLuminal A、Luminal B、HER2、triple negative等に分類されます。そして術後補助療法に使える薬も，再発治療に使える薬も格段に増えています。再発しても，生活の質を落とさないように共存していこうという治療になるのです。

そして，やや上級者向けのトピックとしては，治療の成績等を表すグラフを見るときのポイント，その結果が信頼できるものであるか見定めるポイント等も聞くことができ，改めて大いに参考になるとともに，自分が受けた治療の適切さを感じることもできました。

 

そして，小ネタですけど，

乳がん細胞は，エストロゲンの刺激へ応答するのに，ローテーションを繰り返すといった現象があることが分かってきたようなのですが，先生はそれを示すパワーポイントのタイトルに

 

「ヘビーローテーション」　と書かれていたのです。

 

先生がお勤めの労災病院は新横浜にあります。

AKB総選挙が行われる日産スタジアムが近いのです・・・　チーン

だからその日はうるさそうだから居ないようにするそうです。

 

でも，ヘビーローテーションってちょっと古いよね？（笑）

 

勉強会の後は駅前で懇親会。勉強会に引き続いて多くのご参加をいただき，ありがとうございました。

涼しいと思っていた日だったのに結局暑くてビールがすすみましたいかにも女子会的な料理もおいしくて，３時間飲み放題だったのにあっという間に終わってしまいました。

---

懇親会の後そのまま駅に行ったのではなくて。
今回の会場は「自由が丘」だったのです。ワタクシにとっては未開拓の地でした。中目黒にはよく行くけど。
せっかくだからと自由が丘で優雅にカフェランチでもしようかと思ったのですが、結局時間がなくてコンビニで買うことに…
なのでせめてもと自由が丘のオシャレそうなカフェでケーキを買うことにしました。

勉強会をやった「緑ヶ丘文化会館」に行く途中で見つけた「ア・ラ・カンパーニュ」
タルトが豊富なメニューはキルフェボンを思い出します。こちらはもともとは神戸発だそうです。
また自由が丘に行ったらカフェ探ししたいなぁ…
（体脂肪はエストロゲンの原料になるから乳がん患者には良くないんだけどね）