As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

3たびアドベンチャーワールド! その1

神奈川に住んでいると箱根の温泉に行く機会はありますが、日帰りもできてしまうのでバタバタと慌ただしいのです。
でも、昔は新婚旅行のメッカともいわれた南紀白浜まで来てしまうと、ただただ日常を忘れて温泉と料理だけを楽しんでいられるからいいですね
宿は前回と同じく、夫の共済補助が使える「ホテル三楽荘花てまり」さんでした。

そう、昨年に引き続いてまたも南紀白浜に来てしまった理由はもちろんただ1つ。

アドベンチャーワールドでパンダを見るために他なりません。
上野動物園に散々行ってるじゃないかと言う声が聞こえてきそうですが…
以前にも書いたと思うのですが、ワタクシのモットーは
「日本国内のパンダのことは全て把握していることなのです

昨年の夏、上野動物園で24年ぶりに生まれた赤ちゃんパンダが僅か1週間で死んでしまい関係者が(もちろんワタクシも…)悲しみに耽ってから1ヶ月後、白浜でも赤ちゃんパンダが生まれ、こちらは順調に育ちました。白浜のパンダは1年か2年おきにはちょいちょい生まれてしかもみんな育つので、関西の人々には上野動物園の騒動が「???」って感じになっているのです。
そしてワタクシは、上野のリーリーとシンシンを見守りつつも、白浜の赤ちゃんパンダの成長記録を密かに追っておりまして、次なる訪問の機会を狙っていました(笑)
もちろん娘もその気になっていますし、夫までもが上野はどうでもいいが白浜ならリピーターになってもいいと言い出したのです(笑)
 



アドベンチャーワールドに行った日は朝から強い雨が降っていたのですが、広い園内の主要な建物間はみんな屋根付の廊下で結ばれていたので、傘をさすことはありませんでした
(その後午後から雨はあがって東に移ってしまったので、夜羽田に着いたら大雨になっていました)

真っ先に目指したのが、今年新たにオープンしたという「パンダラブ
これまでのパンダランド以上にパンダが間近に見える(もちろんガラス越しではなく)というのが最大の特長です。
上野動物園は来場者が多すぎるせいか、屋内も屋外もパンダは全てガラス越しなのです。

いましたいました~

昨年の夏に生まれた優浜(ユウヒン♀)です。

 
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今回はこの子に会うためにアドベンに来たようなものです
つい先日まではお母さんと一緒にいましたが、このほどひとりだちしました。
野生のパンダの親子では、子どもが離乳してお母さんから離れると二度と母親と一緒に過ごすことはありません。だから動物園でもひとりだち後は親子を完全に別々にします。
人間でいえばまだ3歳くらいの優浜には少々酷なことではないかと心配していましたが、優浜は笹を食べるようになり、たくましく成長しているようです。

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元気に笹を食べているし、
ミルクも飲むしリンゴも食べます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4優浜、これからもたくさん食べてたくさん遊んで大きくなるんだよ~

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パンダラブにいるのは小さな優浜だけではありません。

前回の訪問では今の優浜と同じくらいだった双子のパンダ、海浜(カイヒン♂)陽浜(ヨウヒン♀)が3歳になっていました。

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飼育員さんの説明によると、左側が海浜で右側が陽浜です。
すっかり大きくなっていましたが、外でよく遊んでいるせいか、見事な「茶パン」になっていました
 
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一本の竹を両端から持って、
いきなりポッキーゲームみたいなことをやっていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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双子プロレスも大好きなようです。まだまだやんちゃな子パンダです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これまで「パンダランド」があった場所は、「ブリーディングセンター」に名前が変わっていました。
優浜がひとりだちする前は、ここで母親と一緒に過ごしていたのですが、今は来年の交配に向けてパンダの両親がここで暮らしています。
 
屋外運動場でのんびりと竹を食べているのが、パンダラブにいる3頭のお母さん良浜(ラウヒン♀)です。
 
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子育てやーっと終わったわ、とでも言っているようです。
 
そして、この日は終日室内展示場にいたのが、パンダ界のビッグダディこと永明(エイメイ♂)。
人間でいえば還暦を過ぎてます。
 
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竹に対しても大変な「美食家」のようで、気に入った部分しか食べないで飼育員さんを困らせるのが特技のようです。
 
さて、下の写真(ガラス越しなので見えづらいかと思いますが)が、アドベンチャーワールドのパンダの家系図です。実は、血縁関係こそないものの、永明と良浜は義理の父娘。人間界では倫理的に結婚は難しいでしょう・・・
 
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そして、本家ビッグダディも真っ青になりそうな、ビッグすぎる繁殖力の永明くん
(っていっても、もうおじいさんに近い領域なんですけどね・・・)
 
パンダの繁殖オリンピックをやったら、永明くんのメダルは間違いないそうです(とネットで検索したら書いてあった)。
個人的には、上野のリーリーが永明に弟子入りすることを希望しています(笑)
現在アドベンチャーワールドにいるパンダの子どもたちは、海浜・陽浜と優浜の3頭。前回来た時にはさらに上の子どもたち(梅浜・永浜と愛浜・明浜)がいたのですが、繁殖適齢期となったので「婚活」のために中国に渡ってしまいました。永明には一家の大黒柱としてまだまだ頑張っていただいて、白浜に明るいニュースを持ち込んでほしいものです。
 
というワケで、ここのパンダは何度見ても飽きなかったのですが・・・
パンダ以外の動物については、次の記事で書きますね。