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伊勢神宮参拝

松の内も明けてしまいましたが、初詣はどこに行かれましたでしょうか?
我が家は年が明けてからは参拝してないのですが、大晦日伊勢神宮を参拝してきました。
義母の実家が伊勢神宮の近くにあり、90歳を過ぎたおばあちゃんが健在です。以前の訪問がもう5年前になってしまったので、この年末の「ドライブ帰省」の帰路に寄ることになりました。5年ぶりに会ったおばあちゃんは年を全く感じさせることがなくお元気で、娘も以前の訪問のことはもう覚えていないというので、久しぶりに会えて良かったと思います。

さて、伊勢に行くからには「ここまで来て参拝しないで帰っちゃいけないよ」ということで、伊勢神宮に行ったのです。

多くの人は元日から初詣に来るだろうから大晦日なんて空いているのでは?と思ったのですが、とんでもありませんでした。
さすがは20年に一度の遷宮の年です。伊勢神宮がパワースポットとして俄然注目を集めた年でもありました。大晦日でも神宮はたいへんな賑わいでした。地元の人にとってはどんど焼きの日でもあります。

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伊勢神宮の参拝は外宮→内宮の順にするものとされています。外宮は「豊受大神宮」ともいい、穀物、食物をつかさどる神、ひいては衣食住を始めあらゆる産業の守り神とされています。
テレビなどで報道された式年遷宮の様子は内宮ばかりだったと思いますが、外宮でもちゃんと新しい社に神様が移られました。こちらが新しい社です。中に入っての撮影はできません。

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一方、こちらがこれまで神様がいた古い社で、奥まで開け放たれています。
どうしても参拝客が内宮に集中するせいか、外宮はガラガラなことが多いのですが、さすが遷宮の年、外宮も賑わっていました。内宮の混雑は充分予測できたので、お守りや福矢などはここで買うことにしました。そうしたら福矢は一日早く「初詣仕様」になっていたのです因みに娘はおみくじを引きたがりましたが、神宮にはおみくじはありません。お願いごとも、神宮では個人的なことをお願いするのではなく、これまで見守っていただいたことを感謝するのだそうです。

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伊勢といえばもちろん「赤福
外宮の前に新しい店舗がありました。久しぶりの赤福、変わらない味でした。冬期限定の「赤福ぜんざい」もありましたよ。

外宮の前からシャトルバスに乗って内宮に向かいます。

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石段の上が内宮に祀られている天照大御神の新しい社「正殿」です。年が明けると上がるのにも相当並ぶそうです。天照大御神は皇室の祖先とされていますが、日本人の総氏神とも言えるそうです。他の神社とは違った古代建築に、何か引寄せられるような魅力を感じます。

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内宮に入るには、五十鈴川にかかる宇治橋を渡ります。これは帰る時に撮った写真ですが、時代が過ぎても五十鈴川の流れは変わらないのだろうと思います。

参拝後は「おかげ横丁」を少し散策してから、名物「伊勢うどん」を食べに行きました。

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夫が伊勢に来たらこれだけは食べると譲らない「まめや」の伊勢うどんです。
前日のSAの味では納得出来なかったのです。
ふよふよに柔らかくなったうどんに甘辛いとろみのある醤油タレが絡んで独特の風味になります。最近は物産展や生協でも伊勢うどんを買えるのですが、やはり本場の味にはかないません。
その後夜には「年越し蕎麦」をいただきましたが、朝から外宮、内宮と回った後に運転して帰るというのは少々冒険だったかもしれません。
でも、式年遷宮の記念年にギリギリでも参拝でき、翌日の初詣も兼ねられたのでとってもお得なお伊勢参りになりました。