横浜フレンチ ふたたび

先週娘が学校行事で宿泊学習に行ってきました。

小学校初めての宿泊学習は、市内の自然公園内にある宿泊もできる施設です。

私も小学校の時は市の「少年自然の家」に宿泊して飯盒炊爨でカレーを作ったりオリエンテーリングをする、などの行事がありましたが・・・

 

というワケで大人２人になってしまった我が家では、子供連れではなかなか行きづらい場所に繰り出そうということで、別に記念日でも何でもないのですがフランス料理のコースを食べることにしました

（そういえば幼稚園のお泊り保育の時は「踊る大走査線」の映画を見ていたことを思い出しました・・・）

行き先は、以前に私がママ友と一緒にランチをいただいたことがある「シェ・ナカ」にしました。こちらのお店は創業者のシェフが昨年逝去され、お弟子さんと思われる２代目若手シェフが後を継がれたのですが、とてもエネルギッシュにお料理を作ってくださり、大変美味しかったです。

 

平日のみのDîner A

 

アミューズ
冷前菜　ホタテの燻製とピペラードのゼリー寄せ　香草サラダ
温前菜　鮎のコンフィ　パートフィロ包み　きゅうりとメロンのタルタル添え

 

この「鮎」が特筆すべきものでしたこれまで鮎といえば串刺しになった塩焼きしか食べたことがありませんでしたが、鮎を全て、内臓部分の旨みまでもパリパリの皮に詰め込み、カラリと揚げてあったのです。その香ばしい風味は今までにない絶品の味でした。

本日のポタージュ

 

こちらのポタージュ、ジャガイモの冷製ポタージュ（ヴィシソワーズ）の上にコンソメのジュレが乗っていまして、このようなスープを「パリ・ソワール」（パリの夕暮れというのだそうです。

 

さて、次はいよいよメインとなります。私たちはそれぞれ次のものをオーダーしました。

ニュージーランド産仔羊のグリル　鎌倉トマトのファルシ　ソースピストー

 

羊は匂いがあるので私はあまり頼むことはないのですが、このラムは美味しかったです。グリルに添えてある緑のソースが「ピストー」で、これはバジルのソース、ジェノベーゼに近い風味です。添えてある野菜は、ビーツ、オクラ、アスペルソバージュ（フランスの山菜）です。そして鎌倉トマトをくりぬいて詰め物をしてグラタンに仕立てたファルシも添えてありました。

夫が頼んだものがこちらになります。

ドンブ産うずらのグリル　焼きリゾット添え

食後の楽しみはもちろんデザートの盛り合わせ

 

タルト、フルーツのゼリー寄せ（テリーヌ）、自家製アイスクリーム、ヨーグルトデザートにマンゴー添え、とお腹いっぱいなのに食べられてしまいました。

１年ぶりの訪問でしたが、とても美味しかったです。ぜひまた大人の味を楽しみたいものですね。