As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

3周年 藤子.F. 不二雄ミュージアム

運動会の代休だったので、3周年記念企画もあるということから、久しぶりに行くことにしました。

前回はオープンから間もない2011年10月に行っているのですが、その頃の混雑もだいぶ落ち着いているかと思ったらとんでもなく…登戸駅シャトルバス乗り場も長蛇の列でした。2本見送ってやっと乗れたのです。

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バス乗り場の近くには、小さなドラミちゃんがいました。

運動会の代休とおぼしき小学生も多かったですが、大学生グループ?や社会人カップル?も目につきました。映画「STAND BY ME ドラえもん」の影響も大きいのではないでしょうか?



さて、今回乗ったバスは少々小さめの「パーマンバス」でした。

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ミュージアム1階の第1展示室は常設なので以前来た時と変わらないのですが、3年近く経っていたから忘れていた部分も多く、おはなしデンワの説明を聴きながら原画を一つ一つ鑑賞しました。
2階の第2展示室が企画展示で、今回は「ドラえもんの原画集」でした。


STAND BY ME~にも取り上げられたドラえもんの感動エピソードを中心とした原画でした。

雪山のロマンス、さようならドラえもん、帰ってきたドラえもん、おばあちゃんの思い出、などです。
それから、記念すべき第1作の原画もありました。

当時ドラえもんの連載は主に「学年誌」で行われていました(懐かしい~)
今では「小学1年生」と「2年生」しか残っていない学年誌ですが、私が子どもの頃は「小学6年生」まであったので、同じエピソードであっても微妙に描き分けていたそうです。
単行本に掲載されている「さようならドラえもん」は小学3年生の3月号に掲載され、「帰ってきたドラえもん」は小学4年生の4月号に掲載されました。学年をまたいで子どもたちはハラハラドキドキして感動したのです。

また、学年誌に初出した漫画を単行本に載せる際には、より良いものにする為にコマを描き足したり入れ替えたり更なる作業をしたのですが、当時はパソコンもなかったので、手作業でコマの切り貼りをしたりと、原画には苦労の跡が残っていました。

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展示室を出ると…
カフェは120分待ち!
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屋上はらっぱの土管での記念撮影も長い列ができていま
した。

カフェがあまりにまたされそうなので、屋外スペースで
「どら焼きアイス」を買いました。

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それからはらっぱの撮影スポットを一通り回って、さらにFシアターで「ドラえもんチンプイ エリさま愛のプレゼント大作戦」を見たりしているうちに、カフェの順番も回ってきたので、3周年記念ラテアートのカフェラテをオーダーしました。


そうそう、展示室の「先生のプライベート紹介」(先生のにちようび)コーナーで展示されていたのですが、先生亡き後に奥様がワープロをあけたら発見したファイルがあったのです。

平家物語」と書かれていました。

祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり・・・ではもちろんありません。


その家は平家[ひらや]だった。
平家の上は空だった。



平家の下は地球だった。

じわじわくる・・・じわじわ笑いがきますよね!!そして壮大なスケール
さすが親子2代、3代に渡って愛される「ドラえもん」を執筆した先生のユーモアがあるなあと思いました。