As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

定期受診日

フィギュアの国別対抗戦も終わり、競技は秋までお預けです。
今季最後のエキシビジョンで、ユヅル君はまたひとつ伝説を作ったように思います。
あと、彼の演技が終わると大量のプーさんがリンクに投げ込まれて、リンクが黄色くなっちゃうのは毎回スゴいですよね(笑)しばらく楽しみがなくなっちゃうな・・・

さて、4ヶ月に1度の乳腺外科の定期受診日があっという間にやってきました。
銀座の街を歩いていると、日本語があまり聞こえてこなくて、免税店もどんどん増えていて、外国人観光客の方が増えていることを実感します。
今朝まで続いた激しい雨風のせいなのか、クリニックは空いていてすぐに診察室に呼ばれてしまいました。
気になる体重は今回は若干減っていたものの「誤差」の一言で終了しました・・・orz

さて、今日の診察では主治医に聞いてみたいことがありました。
有明の病院にも非常勤でいらっしゃっているA先生、ご存知ですか?」
先生はもちろんそのドクターをご存知で、学会で発表されているともおっしゃっていました。

話は、1ヶ月前の結婚式にさかのぼります。
普段は四国(私が手術を受けた松山の病院ではありません)の病院を本拠地とされながら、東京の病院にもいらっしゃる乳腺外科の女医、A先生がこの披露宴に臨席されていて、新婦の勤務先の方々と一緒のテーブルについていらっしゃいました。
で、食事と歓談の時間に、私たちは図々しくもこのA先生にご挨拶に行ってしまったのです(笑)
その前に夫が新郎友人代表でスピーチをしたのですが「私がかつて手術を受けて入院していた折に新郎は本当に支えてくれた」ということもエピソードに入っていました。ご挨拶のためにテーブルに近づくと、先生以外の職場の方も「ああ、さっきのスピーチの」と気がついていました。
なので「その手術というのが実は乳がんでしてね」と挨拶してしまったというワケです。
「術後2年ほどしてから今でも定期検診には銀座のクリニックにお世話になっています」と私が話すと、みんな「クリニックのこと知ってる!」とのことでした。話の流れは私の主治医の先生のことにもなり・・・
それで、都内の乳腺外科クリニックに通っているのに手術がどうして松山の病院なの?と。

「そうよね。そこが一番のポイントなのよね」とエコーのプローブを当てながら主治医は笑いながらおっしゃっていました。「でも、人ってどこでどうつながるか分からないものね」
今のクリニックに通っているのも、3月の結婚式に家族で出席したのも、松山の友人と出会ったのも、私が当時都内の病院で手術を受けていたらなかったことだったと思います。人の縁はどうつながるか分からない、そこがまた面白いんですよね。

という話をしながらエコーも終わって、次の診察は4ヶ月後の「術後15周年記念」になりました。
「節目年だけど、骨シンチはしません。マーカーが上がったらやります」
と、先生はまたも言ってくださいましたが、節目の年を何度迎えても終わらない病気ですから、これからもきちんと通います。