As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

シルバニアファミリー展

新年度が始まり、新元号も発表されて1週間。
令和、れいわ…少~し慣れてきたところでしょうか。

さて、タイトルの『シルバニアファミリー』は、昭和の時代からありますが、その人気は世代を超えて受け継がれ、平成が終わって令和の時代になっても続いていきそうです。
そんな『シルバニアファミリー』の展覧会があるというので、わざわざ銀座松屋に見に行くことにしました。

松屋に行く前に、初めて資生堂パーラーの「サロン・ド・テ」に入ってみました。
(これまで、1階のお菓子屋さんにしか入ったことがない…)

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北宇和郡あかまつ農園産の あまおとめ🍓のパフェ

だそうです。
ファミレスの🍓パフェと何が違うのか…?!
それはもちろん、🍓が違うのでしょう❗
パフェとシュリンプサンドイッチをシェアしてから、松屋に行くとちょうどキャラクターグリーティングが終わったところでした。

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そして日曜の午後ということもあり、展覧会はものすごい混雑になっていました。

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こちらは現在進行形シルバニアファミリーを代表する「ショコラウサギ」です。

日本で子どもたちの人形遊び、というとタカラのリカちゃん人形を代表とするビニール製の「着せ替え人形」が主流ですが、シルバニアファミリーは、それまで野球盤などの男の子向け玩具を手掛けていたエポック社が、初めて本格的に女の子向けの人形遊び玩具として開発したものです。
ヨーロッパでは文化としても根付いていた「ドールハウス」を日本の女の子が親しみやすいように、擬人化した動物の家族として開発し、家や家具などと合わせて1985年(昭和60年)に発売されました。子どもが自由な想像力で遊べるよう、動物たちに名前は付けなかったそうです。

発売当初のシルバニアファミリーの動物の種類や家具は現在のものとはだいぶ異なっています。
始めは「シルバニア村」に住む動物たちのファミリーという設定でしたが、数年後には都会の家をイメージした「アーバンライフ」の家や店などが加わり、学校や幼稚園などの建物や小物が増えて、シルバニアファミリーの世界はどんどん広がっていきました。

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古いシルバニアファミリーの人形や家具の写真は撮影できませんでしたが、撮影可能なジオラマも多く展示してありました。

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ハロウィン🎃の飾り付けや、

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クリスマス🎄です。

発売当初はヒットしたシルバニアファミリーも、平成初期の頃は売り上げが最盛期の1割にまで落ち込み、廃版の危機を迎えます。しかし、根強いファンがいたこともあり、やがて売り上げは回復していきます。
その後は人形や家具が全面リニューアルしたり(現在のラインナップの元となる)、海外にも進出し、国外でしか販売されていない動物ファミリーもいます。
今現在、シルバニアファミリーで遊んでいる子どもたちの親は初代シルバニアファミリーの愛好家だった世代です。私も未だに1985年当時のクマやウサギを持っていて、娘にあげてしまいました。

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展覧会の後半は、さまざまな作家さんとのコラボ。デザイナーの学校で、シルバニア用のパリコレ衣装を作りました。

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こちらはスナックのママさんです。

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最後は壮大なシルバニアファミリージオラマの世界が広がっていました。

これほどに展覧会が混んでいたのは、昭和や平成初期の頃にシルバニアファミリーを手に取った世代が、現在我が子にその魅力を伝えて、シルバニアファミリーの輪が受け継がれている証でしょう。令和世代の子どもたちにも伝わって欲しいなぁと思います。